- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042165040
感想・レビュー・書評
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当時の読書メモより。
ひとつ話を選ぶなら二十二夜。
アンデルセン伝記が一番おもしろいけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貧しい絵描きに月がみた物語を話す。
どの話もとても短いので、
何かの合間に読むのにちょうど良い。
とても落ち着いた気持ちになるのと、
大切なことを教えてもらったような感覚になる。 -
月がみていた33の物語。
ひとつひとつの話はだいたい2,3ページと短い。
読んでいると、こどものころ寝る前に母が絵本を読んでくれたときの心地良さがよみがえってくる。
やさしい気持ちになれるお話。
ただちょっとこどもにはむずかしいかも。
巻末にはアンデルセンの伝記が載っていて、彼の生涯がどんなものであったのかを知ることができる。 -
■「さぁ、絵にしてごらん、わたしの話したことを」月はそう言った――
大都会の屋根裏部屋で淋しく暮らす貧しい絵かきに、夜ごと月は自分が見てきた世界各地のできごとを語りかける。それは、ヨーロッパ各地からインド、中国、アフリカにまでおよぶ詩情豊かな美しい物語であった。月が世界を旅する間に見た三十三夜の物語は、人間の悲しみに深く触れ、人々を感動させずにはいられない。旅を愛した童話詩人アンデルセンの若き日の連作短編集。 -
苦手でした。
いつかじっくり取り組んでみます。 -
月から見た、世界中の出来事を33夜に渡って描かれています。
アンデルセンの故郷デンマークのことから、ヨーロッパ各地、
インドやアメリカのことのお話まであります。
33の話の中には、嬉しい話、可愛らしい話、あるいは悲しい話まで様々なものがあります。
アンデルセンが、空想にふけることや、旅が好きだったことが
33の話から良くわかります。
なぜ、今回、この本を読んだかというと、
幼い頃に見ていたアニメの主人公が、小さな男の子に
この本を読み聞かせしていたのを、ふと思い出したからです。
実際に読んでみましたが・・・
結構、子供にとって難しいのではないか?っと思ってしまいました。
初版が昭和25年と言うこともあり、
文章がとても、ふるい感じがしましたし、
漢字で書いて欲しいところがひらがなだったり
ひらがなで書いて欲しいところが漢字だったりで
少々読みにくかったです。
また、ヨーロッパ各地のことを描いていますが、
どの話も、空想の世界の話のように思えて仕方ありませんでした。 -
貧しい絵描きと月がおりなす、世界の各地を舞台にした、さまざまな時代の、叙情的なお話の数々。