- 角川書店 (2011年8月25日発売)
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感想 : 15件
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784042179139
作品紹介・あらすじ
裕福だが厳格な祖母と美しい母と共に重苦しい生活を送るジェーン。ある日突然、死んだと思っていた父親が現れ、暗い都会から光に満ちあふれたプリンスエドワード島を訪れることに。温かな愛に包まれる物語。
みんなの感想まとめ
成長と受容をテーマにした物語が描かれています。裕福だが厳格な家庭で育つジェーンは、父の再登場をきっかけに、光に満ちたプリンスエドワード島で新たな生活を始めます。彼女の成長は、他の名作の主人公たちとは異...
感想・レビュー・書評
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高校時代からの何度目かの再読。
覚えてない。
エミリーと同じぐらい好き。
人物のかき分けが定番しかないと言われるモンゴメリだけれど、そうかな?
ジェーンの成長が、エミリーやアンとは違うものということはラストまで読めばわかるし
アンとエミリーも、キャラづけもラストも何もかも違う。
女の子が受容され、癒され、成長していくということは確かに似てるけど、同じ道は一つもないと言っているようだ。
ジェーンは大好きなキャラの一人。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館で。赤毛のアンの人の本かあ…と読み始めて知りました。作者の名前覚えてなかった…
プリンス・エドワード島っていうのはこの人の本を読むとこの世の楽園のように思えてきます。簡単にいうとジェーンには田舎暮らしが性に合ったんだろうな。お祖母さんはかなり露悪的ですが掌中の珠のように育ててきた娘を旅行先のイナカモノに奪われたんだからジェーン父をよく言うはずはないのはわかる。が、孫まで嫌うその徹底さはある意味スゴイ。父母だけが良い人で周囲の家族が曲者揃いってのは何とも主人公頑張れって話ですが裏を返すと生活力のない父(別れた当時は特に)と世間知らずの自分の意見が言えない母の暮らしじゃあ確かにうまく行くはずもなさそう。そういう意味で大人になってジェーンがおばあちゃんに感謝する、とか言う話が合ったらきっと面白かっただろうなあとは思いました。 -
モンゴメリーの全集を手に入れて生きているうちに読み終わりたいと思っています。
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モンゴメリさん最高!
いびりババアがいる陰気なゲイストリートからプリンスエドワード島のページに来たら、本が「お待たせしました!」と言ったので、「待ってました!」と返した。
モンゴメリは、悪く言えば似た設定ばかりだけど、定番だからこそ安心して読めるのが好き。それなのにたまにびっくりする話があるのもまた良い。この本は定石通りで、メンタルケアをしてもらった。
ジェーンの、愛したいのに愛させてもらえないという思いはよく分かる。家族なのに愛させてもらえない、自分の家なのに愛せないのはもどかしいよね。私も、ハイランドに自分だけの理想の小さな平屋が欲しいと夢見ている。
また、この時代だからこその、ミルクを飲ませたいなら雌牛を飼うという発想が好き。牛乳を買いに行くのではないのがとても良い。
ご近所同士で物を借りたり家事を手伝ったり、いいなと思った。今の私が今いる場所でそんな環境になったら発狂しそうだけど、プリンスエドワード島で子どものときからそういう環境で育つのは羨ましいかも。それなら、人間も家も好きになれそう。
訳者あとがきを読んで、続編の執筆開始直後にモンゴメリが亡くなったことを知った。読みたかった。
彼女の本を読破したい。2022年から結構読んできたけど、残り少なくなるのはさみしい。図書館にリクエストをして、これからも少しずつ読んでいく。 -
どこにいてもひとつくらいはシミのように気になる事(か人)があるところに強く惹かれる。
手元に置いておいて落ち込んだ時に読みたい本、再読あり
村岡花子訳版も読んでみたい。 -
萎縮していたジェーンが、開花するように成長を始めるあたりが好き。
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子供の頃から何度も読んだ村岡花子訳と読み比べをしたくて読んでみた。確かに少々疑問だった言葉の幾つかは解決した。中国名で「大角星」と記されていたうしかい座は,木村由利子訳では「牛飼い座」になっていたし,女の子のあだ名として疑問だった「こけらいた」は「オカッパ」と訳されていた。だが,私は全体的に村岡訳の方が格調高い気がして好きだったし,違和感なく読める気がした。ことにお祖母様の言葉遣いが木村訳はあんまりだと感じた。ただ,物語を締めくくるお父さんの言葉は,圧倒的に木村役がしっくりきた。木村由利子氏は相当な思い入れを持って本書を訳されたようだ。
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赤毛のアンと同じ作者の本ということで手にとってみました。すれ違っていた家族がふたたびひとつになるというラストも良かったですが、風景が目に浮かびそうな自然描写と美味しそうな料理に惹かれました。どうして海外小説にはご飯の美味しそうなものが多いんでしょうか。
著者プロフィール
木村由利子の作品
