カポネ 下 (角川文庫)

著者 : 佐藤賢一
  • KADOKAWA (2009年1月24日発売)
3.42
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042365051

カポネ 下 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • エリオット・ネスの言行が中心。
    兎にも角にもカポネを意識していたネスの姿が描かれている。

  • 話が冗長すぎる

  • 上巻のレビューで「作者の主義主張がやかましくない」点を評価していたが、この下巻ではそれこそやかましいくらいに作者の声が聞こえてくる。

    下巻では司法省禁酒局の特別捜査官、エリオット・ネスの視点で物語が進んでいく。上巻とは対照的な視点ということになる。そしてそこで取り上げられるのは、「正義とはなにか」「悪とはなにか」「アメリカン・ドリームとはなにか」である。

    それらの問いには答えを示しているのだけど、ここでは伏せておく。

  • 題名もそうなら、上巻もそうだったので、当然下巻もカポネが主役…と思ったら
    まったく違う人が出てきました。

    読んでなるほど、と。
    今世の中にきれいに定着しているアル・カポネのイメージは
    こうして作られたのか、と。

    しかしすごい人ですね、下巻の主人公は。
    好きになれない人種、です。
    自分勝手なわがまま、と言えばまだ聞こえがいいんじゃないでしょうか?
    子供がでかくなった物体、としか思えません。

    どう考えてもカポネの方が、生き方に納得できます。
    反してこちらはまったく。
    こうはなりたくない、と思うような見本品。
    とはいえ、こちらの一方的な考えですがw

  •  上巻はアル・カポネの話でしたが、下巻はほとんどエリオット・ネスの話でした。正直に申し上げますと、おもしろくないと感じました。どうやら、エリオット・ネスについて描かれた他の作品を観たり読んだりしていれば、おもしろかったのでしょう。
     この下巻を読んで、アル・カポネに立ち向かった男といっても、なんだかあまりぱっとしない男だったんだな、という印象を受けます。

     読むのを辞めてしまおうか、と思ってしまったこともあります。それでも、そこは佐藤賢一さんの書き方がおもしろいので読み上げました。過去の、しかも日本ではない国の人が、今私たちが考えていることと全く同じなので、興味をもって読むことができます。そこにつまらなさを感じることもありますが、単に知識が加わると思えば読むの辞めてしまうのも残念かと思ってしまいます。

    2009.3.14. 17:30 机にて読了

  • カポネ(上)の続きで、こちらはエリオット・ネスが主役。これもまたケヴィン・コスナーの正義感みなぎるネスとは違って、目立ちたがりの若造ネス像に驚きでした。過去の栄光にしがみつく姿は、なんだか切なくもあり滑稽でもありました。

  • 下巻は、エリオット・ネスの目からカポネを描く。
    カポネ像は、ドラマ「アンタッチャブル」の影響が強いが、実像はそうではなかったと著者は言っているのだろう。
    カポネは、当時のアメリカという時代を写した鏡なのである。
    エリオット・ネスは決してヒーローではなかったし、カポネも決してアンチ・ヒーローではなかった。むしろ、カポネこそ時代の英雄だったのかもしれない。

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