ネオン・レイン (角川文庫)

制作 : 大久保 寛 
  • 角川書店 (1990年10月発売)
3.22
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042466017

ネオン・レイン (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 初めましての作家さん。
    情景描写や人物描写だけでなく暴力シーンまでもがリアルで
    グロシーンなんて、かなりヘビーです。
    元々が文学畑の人だったらしく、表現が文学的っていうんですか?
    語られる内面とかが文学的で、更にハードボイルドなんです。
    苦手がダブルで来た!って感じです。
    高潔で正義感あふれる人物像なのに、脱線してばかり。
    意固地になって事件を追いかけているうちに
    暴走して、どん底まで落ちるのに諦めない執念。
    なのに結末がぼやけている。
    読んでいて苦しいのなんのって・・・
    良かったのはニュー・オーリンズの描写だけかなぁ~

  • 中盤までは快調。風景や人物描写、社会的背景と小道具などに文学出身者らしいこだわりを感じる。臨場感あるアクションも、ハードボイルドとして合格点だろう。主人公ロビショーも骨のある好漢で良い感じだ。
    だが、プロットが弱い。ハードボイルドに謎解きなど不要だとしても、もう少しひねりが欲しい。
    ただ、合間に挿入されるベトナム戦争など過去のエピソードの描き方は素晴らしい。この作家は、大筋よりも、場面場面を如何に印象的にするかに力を注いでいるのだろう。

  • 訳者あとがきにある、次巻のネタバラしはちょっと酷い。

  • ハリケーン・カトリーナで、大きな被害を受けたニューオーリンズを舞台にしたミステリー。フレンチ・クォーターとか、バーボン・ストリートとか、おなじみの地名もばんばん出てくるのだが。


    しかし、この作品、重要人物がどんどん殺されるのだ。若い黒人の女性の他殺体が湖沼でみつかる→溺死という捜査結果に、刑事で主人公のロビショーは疑問を抱く→どうやら中米出身のギャングがからんでいるらしい……というわけで、つかみはバッチリ。それなのに、中米への武器輸出や、アメリカ政府の関与疑惑など、惹きつけられる要素がどんどん出てくるにも関わらず、容疑者も、連邦捜査官も、ギャングも、みんなみんな殺されるのだ。なのに、物語はカタがつく。真相は、なぜかロビショーの推測のかたちで語られて終わり。


    ……消化不良だ。わたしのアタマが悪いのかも。

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