燃える天使 (角川文庫)

  • 角川書店 (2002年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784042466086

作品紹介・あらすじ

ニューオリンズのフィクサー、ソニー・マルサラスの愛人デラが殺害された。刑事ロビショーは、更なる流血の前に事件の真相を暴くことができるのか--。

感想・レビュー・書評

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  • ロビショー・シリーズ第八作。

    賭けの胴元やマネーロンダリングをやっていた男、
    「マフィアのように口先で義理人情を唱えるのではなく、それは実践していた」ソニーが、ニューオリンズに戻ってきた。
    偶然街で会ったロビショーが彼から手帳を預かったとたん、
    ソニーの恋人が惨殺される。
    事件の目撃者を署に勾留していたが、にせFBI連れ出されてし殺されてしまう。
    手帳に書かれていた人物名を照会したロビショーの同僚の女刑事は脅迫され、
    ロビショーにも脅迫の手がのびる。

    同時にロビショーは
    長年住んでいた農園を追い出されそうな老女からの相談されていたが、
    老女の姪は農園の持ち主の間にできた子供が堕胎せざるをえなかった過去を知る。
    だが、男がいまさら農園から追い出す理由も、男の妻と離婚しない理由もわからない。

    手帳がもとでロビショーが撃たれそうになったのを救ったのが、
    アラフェアに銃の扱いを教えるのを反対していた
    妻ブーツィーだったのは驚きだった。

    農園の方は、土壌汚染を引き起こす焼却施設のための土地利用だと判り、
    新聞社や環境保護団体、公害企業に対する訴訟が得意な弁護士に電話をしてかたをつけるが、
    老女の姪は無理心中をしてしまう。

    このシリーズのいつものことと言えばそれまでだが、
    全体的にすっきりしない。
    裏表紙のあらすじには、
    「ミステリというジャンルを超越し、未踏の境地を独り行く」と書いてあったが、
    ミステリを超越しているというか、ミステリの体を成していない。
    文学的であろうとして失敗している、とも言えるか。

  • ロビショーのシリーズも、邦訳で読めるのはこれが最後。今のところ。
    何となく、出てくる悪党が似たり寄ったりしてきたかなぁ。

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