ヘンリー&ジューン (角川文庫)

  • 角川書店 (1990年11月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784042468011

みんなの感想まとめ

愛と快楽を求める女性の内面を深く掘り下げた作品で、アナイス・ニンの視点からヘンリー・ミラーとその妻ジューンとの関係が描かれています。奔放な愛の形や、ジューンの美しさ、演技性に魅了されつつも、アナイスの...

感想・レビュー・書評

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  • 二階堂奥歯「八本脚の蝶」にて引用文があり、気になっていたアナイス・ニン。アナイスの日記からヘンリー・ミラーとその妻ジューンとの関係性を綴った部分を抜き出し1冊にまとめたのが今作…という事で合っているだろうか

    引用されていた文に惹かれて読んでみたが、句読点の多さと奔放な関係性に食傷気味となり中々読み進められず…ヘンリーとの関係よりもジューンの美しさと演技性の高さを綴った文章の方が好きかも…と思いつつどうにか読み切る。
    最終的にはアナイスの行動は快楽を求めるが故の奔放ではなく、ただ愛情を求めていた少女が方向性と相手を間違え駆け回っていただけでは…と勝手に思ったり。それこそアナイス・ニンの日記を読んでから結論を出すべきだろうが。

    ヘンリー・ミラーとジューン夫妻の関係性も島尾敏雄・ミホ夫妻が頭に浮かぶ…事実を元にした日記であれど、それぞれの舞台と視点の上で世界が回っていると感じる

  • 恋をすれば多くを語りたくなる。
    愛する相手がいれば思いは猛る。

    精力も表現力も絶倫である女、アナイス。

  • フランスの作家、アナイス・ニンが実際につけていた日記。
    詩的に、でも的確に心情を表現している文章に魅了されっぱなし。
    これが日記だなんて。

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著者プロフィール

アナイス・ニン(Anaїs Nin)
1903年、フランスはヌイイ・シュル・セーヌで生まれ、1977年、闘病の末、癌でロサンゼルスにて生涯を終える。11歳の年に母親と弟たちとともにアメリカに移住した。1930年代初頭に夫の転勤に伴いパリに居住し、作家活動を始める。40年から50年代のアメリカにて小説を発表し続け、60年代半ばに日記の出版で名声を得る。74年にダートマス大学より名誉博士号を授与される。日本へは小説『愛の家のスパイ』が河出朋久によって紹介され、66年来日に際し大江健三郎、江藤淳らとの会談が『文藝』に記録されている。89年に実弟ホアキン・ニン・クルメル、カリフォルニア州立大学バークレー校音楽学部名誉教授は来日して、関西の大学での講演やピアノ演奏会を果たす。

「2023年 『四分室のある心臓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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