- 角川グループパブリッシング (1962年12月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784042502043
みんなの感想まとめ
ミステリーの常識を覆す独特なストーリー展開が魅力の作品で、読者は緊張感とともに滑稽さを感じつつ物語に引き込まれます。三谷幸喜の翻案ドラマをきっかけに原作を手にした読者は、アガサ・クリスティの巧妙なプロ...
感想・レビュー・書評
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初版1962年の角川文庫(1934年)。昔うちにあったクリスティはハヤカワだったからハヤカワだけと思ってた。
てっきり、全登場人物登場→紹介しつつ列車へ、みたいな流れかと思ったら、船がどうこう、ホテルがどうこう、シンプロン?え、オリエント急行じゃないの?コンスタンチノープルてどこだっけか?(いつか世界史で見たな)、アレッポ?(以下略)などなど…無知を恥じ…一旦閉じて調べました笑笑 正直言えば、最初はあの内側にある個室の、仕組みも最初よくわからない。通路側入り口じゃなく隣の部屋とを繋ぐドアの鍵(重要)。Youtubeとかで動画を見漁ってやっと、なーるほど!「車掌さんにベッドを作ってもらう」ってセリフもそれで理解。必ず、ソファをベッドに組み替える必要があるからなんだ。
憧れる、列車の旅!…というか高級じゃなくてもいいんだけどハリポタでもあったコンパートメント。個室ぅ。乗ってみたい。
ブック氏がエライからと言って未着の人の部屋をポアロにあてがって「もし来たら、お客さまは遅すぎました…とかなんとか言って片づけよう」などと適当に職権濫用するのもよかった笑笑
解説で。「これは女史のイギリス人批判の書である」(他人を笑うことを通して自分を笑っている)
該当箇所は見つけられなかったのだけどアングロサクソン(イギリス人)に対してひどい言いようだったところはあった笑笑
あと「外国人」の扱い。現在外国にいる状態での「外国人」とはいかに…ポアロは外国人扱いでした。
あと顔をはっきり「醜い」と書いたり、顔つきが凡庸であるとか、そんな質素なハンカチこの私が使うわけないだろくらいバカにしたりとか笑 結構あからさま。
列車長が、殺人の犯人は女だと何度も言い張るところ。『みんなは、きっと身に覚えがあるのに違いないと推測した』漫画みたいで吹き出してしまった。
「いろんな階級の、さまざまな国籍の、雑多な人々が集まっている」こと=アメリカ的 という書き方。
中ではアメリカ人は合理的でエネルギッシュでやりたいことをやりたいようにやって成功している、そういうのをヨーロッパと比較するように書かれてたように思う。
あっ、それと例の「1時20分前」問題また出てきた。
今回ははっきりと「1時23分前」が「12時37分」だと書かれていたから⚪︎時×分前は文字通り×分前ってことなのだろう。英語の言い回しが知りたい!
そういえばクリスティの英語は「簡潔で明瞭」なのらしい。原文が見てみたい…
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この前の三谷幸喜のドラマを見て購入。読後の清々しさはやはりアガサ・クリスティ。沈鬱な感じではなく、どちらかというと全体通して滑稽さが感じられるのは、イギリス人批判からか?アメリカの自由とエネルギーへのあこがれが随所に散りばめられている気がする。三谷幸喜の描いたポワロも、ひどい感じだったけど、まあ原作の雰囲気は壊してないかなという気がする。
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ミステリーにおける犯人は一人という固定観念を崩す内容。薄々そうじゃないか、とは思っていたけれど、それぞれの関係性と役割が明確になるにつれて、確信に。
犯人が作り上げたストーリーと、真実のストーリー、一応両方がきれいに成立することに驚愕。そして、名作と言われる理由も納得。 -
ラストがいろいろな意味で興味深い。
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クリスティ代表作
ロマンと食べ物がおいしそう
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アガサ・クリスティの作品
