警官殺し (角川文庫 赤 520-9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042520092

感想・レビュー・書評

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  • 北欧ミステリの代表格マルティン・ベックシリーズの第9作。最終巻の一つ手前です。第1作、第2作の犯人だった人たちが、登場します。刑務所行きになった人たちは、すでに出所しているという設定。全体的に鬱々として、精神的にイラッと来るような話の進み方をします。ずっとこのシリーズを読んできた人向きの内容になっています。

  • 事件自体は魅力的だし、「ロセアンナ」に登場した懐かしい彼も出てきたり、マルティン・ベックたち捜査官たちのことも丁寧に描かれている。なのに楽しめなかったのは、地道な捜査が中途半端なまま事件が解決してしまったからだ。ベックと犬猿の仲の上司のせいで思うような捜査ができてなくて、読んでる方もストレスがたまる。コルべりもとうとう・・・だし。あと1冊でシリーズ終わっちゃうなんて寂しいなあ。

  • amazon画像が別の本を描き出してしまってましたので、こちらを登録としますが・・・

    マルティンベックシリーズの9作目。順番通りに読んできたからこその味わい深さを感じてます。出演者の顔触れなどなど。
    それにしても偶然による真犯人の登場、ご都合主義とまではいかなくてもドラマ的には面白いんでしょう。
    題名の「警官殺し」は存在しなかったっというオチでそれもまた重たくなりすぎずによかった。
    残り一冊。どういった終息を見せるのか楽しみです。

  • 古さを感じさせません

  • 過去に登場した警官や犯人の〝その後〟を描き、〝主役〟にコルベリを据えた、〝刑事マルティン・ベック〟シリーズのいわばスピンオフ的作品。

    完結編を前に、ここで読者は作者とともにいったん立ち止まり、これまでの〝時間〟をあらためて確認することになる。よって、他の作品は単体でもじゅうぶん読むことができるが、この作品にかぎっては過去の8作品を読んでいないことには愉しみも半減してしまうにちがいない。

    個人的に、このスウェーデンミステリの傑作シリーズで好きなのはシュールでアイロニカルな〝笑い〟の要素である。なので、前作に付された作者マイ・シューヴァル女史への訳者によるインタビューでそのあたりの〝秘密〟が触れられていなかったのがすこし残念だったのだが、ここでも『警官殺し』というタイトルふくめそうしたユーモアにあふれている。アキ・カウリスマキの映画にも通ずるこの〝笑い〟こそ、まさに北欧的だと思うのだ。

  • 人の良さそうな地方警官が悪人なのではないかと、
    ドキドキ疑ってしまうのは、
    どんでん返しの多いアメリカのミステリーを読みすぎなのだろう。

    相変わらずのぐずぐずぶりだし、
    主人公が彼女と親しくなったあたりの話は飛ばされてるし、
    こんなせまい人間関係はないだろっていう展開で
    相変わらず。

    親友のレンナント・コルべりが警察を辞職してしまって、
    今後はどうなるのだろう。

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著者プロフィール

1935年、ストックホルム生まれ。雑誌記者・編集者を経て65年から10年間ペール・ヴァールーとマルティン・ベックシリーズを10作書き上げる。ストックホルムに詳しく、マルティン・ベックシリーズの陰の主役ストックホルムの町と人々の暮らしの卓越した描写はマイの功績。現在ノルウェー語、デンマーク語、英語の翻訳者。

「2017年 『バルコニーの男 刑事マルティン・ベック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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