殺人症候群 (角川文庫)

制作 : Richard Neely  中村 能三  森 慎一 
  • 角川書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042536024

感想・レビュー・書評

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  • 内気なランバートと、全てにおいて彼と間逆な親友チャールズの殺人劇。

    一気に全てが明らかになる終盤、また最初から頁を読み返してしまう事請け合いである。
    今読み返すと手垢のついた叙述トリックなんだが、これをサイコサスペンスがブームになる遥か昔、30年以上前に書いたってのが凄い。

    ランバートの為だけにただひたすら殺人を犯していくチャールズが物悲しい。

  • サイコ・サスペンスの先駆的作品。
    構成、トリックは充分練り込まれており、主な舞台となる新聞社の様子は作者自身の経験が生かされてリアリテイに富む。
    ただ、本作の肝となる真相は、早い段階で分かってしまう。しかも、文庫本の解説者が、クイーンの盤面の敵との類似性を述べており、先に解説を読めば、仕掛けられた技巧に察しがついてしまうのだ。
    だが、語り手に応じて変幻する凝った文体や、次第に明らかとなる殺人者の悲劇的な過去、さらに終章の一文字がもたらす余韻など、読みどころは尽きない。

  • 2013/06/22読了

  • 内向的で意気地なしのランバートは、颯爽と現れた自信家のチャールズに魅了される。彼を神のように崇めるランバートと、そんな彼の味方となりいじめる者に仕返しするチャールズだったが…

    1章でピンときてしまい以降は肉付けを楽しむのみ

  • かなり早い段階で、真相は読めた。にも関わらず、また少し読み進むと疑念が。「あれ、絶対こうだと思ったんだけど……やっぱり違う?」
    結局のところ、最初に予想した真相的中。よくあるネタだと言えばそれで終わり。だけどこの、私が「疑念」を感じたところ、この要素は上手かった。それが何かって……ネタバレになるから書けないんだけど。「普通なら周りの人間に認識されるはずのないことが、認識されていた」ってところ。

  • obtnd

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