Forsyth Collection I戦士たちの挽歌 (角川文庫)

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本棚登録 : 92
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042537229

作品紹介・あらすじ

脚の悪い老人がごろつき二人組に襲われる。被害者は身元不明のまま死亡、犯人は直ちに捕まり、有罪確実と見られていたのだが……(「戦士たちの挽歌」)。圧倒的なストーリーテリングが冴え渡る傑作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • ロンドンの寂れた街角で、足の悪い老人が二人組の男に襲われた。犯人は殴る蹴るの暴行のうえ、財布を奪って逃走。被害者は脳内出血で、身元不明のまま死亡してしまう。やがて、犯人は目撃者の証言によって逮捕され、誰もが有罪確実とみていたのだが…。表題作「戦士たちの挽歌」をはじめ、結末の意外性が存分に楽しめる三編を収録。物語の醍醐味が凝縮された、珠玉の短編集。


    微妙なところですね。
    「戦士たちの挽歌」「競売者のゲーム」「奇跡の値段」どれも面白いのですが、
    フレデリック・フォーサイス氏となると、少し物足りない感があります。
    優れた長編を読んでしまったからなのかもしれません。
    (他の作家さんの本であれば十分に納得できるのです)

    長編の方が面白いという点で、評価を下げました。

  • 翻訳もの。

    フォーサイスさんにしてはめずらしく、スパイものではありません。
    この作家さんは、気骨ある人物をかかせたら一級品だと思います。
    現代イギリス(といってもこの本は90年代なので今は少し違うのかな)の病んだ面を
    考えさせられました。
    短編集なのですが、いずれも最後が「大・どんでん・返し」です。

    2014.03.31

  • 戦士たちの挽歌/競売者のゲーム/奇蹟の値段という3つの小編による一冊。

    なかでも戦士たちの挽歌は、結末までの道筋がおもしろくフォーサイス文学のエッセンスが散りばめてあるように感じた。

    秀作

  • ラスト1ページのオチが凄い。

  •  この人は,大作もいいけど短編もいい。
     細かい手順なんかへのこだわりは長編も短編も同じで,じっくり読ませてくれるのだけど,先が気になってイライラしてしまった。しかし,そういうところが丁寧にやってあるから,最後の意外な結末にはっとできるのだろう。
     なんといっても最後に置かれた「時をこえる風」。最後が意外なのではなく,ストーリーそのものが意外なのだ。というよりも文体と作者名と,描かれている出来事のギャップが,(少なくとも僕にとっては)ものすごくて,頭がくらくらした。隠れた名作だと思う。
    2005/10/7

  • 09/07/13 さすがフォーサイス。最後の9行で勝負。一気読み。

  • 短編3作品。どれも、あっと驚く意外性。
    なんか、スティーブン・キングの小説と重なりますけど、またそれとも違う感じですね。
    さらっと、読めるんだけど奥が深くて、
    重いです。
    しかし、最期は何故か?爽快感なのですが。そういう不思議な所がフレデリック・フォーサイズの魅力なのかもしれないですね。

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著者プロフィール

1938年イギリス生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を勤めた後、作家に。71年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界をわかせ続けている。著書に、『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』『神の拳』『アフガンの男』『キル・リスト』、小説のような半生を描いた自伝『アウトサイダー』など多数。

「2020年 『ザ・フォックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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