囮たちの掟―Forsyth Collection〈2〉 (角川文庫)

制作 : Frederick Forsyth  篠原 慎 
  • 角川書店
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本棚登録 : 57
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042537236

感想・レビュー・書評

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  • これも、フォーサイスさんにしてはめずらしく、スパイものではありません。
    あっと驚く、エンディングの”切れ”は最高です。
    美術ものの話が、いかにもイギリスっぽい感じがでていて好きですね。

    ラブロマンスものの話がありましたが、
    わざわざフォーサイスさんでなくとも、といった感じだったので
    わたし的には☆1つ減点です。

    2014.04.30

  • フォーサイスというとスパイ物とかの緻密な小説というイメージがありましたが、今回のは愛しい人を思って死んでも魂が残るという不思議な物語が意表をつかれた感でいした。

  •  タイトル作品は、まあいつものフォーサイス節。「あのパターンかな」と思わせておいて外してくるのが、この作品の目玉かと思う。冒頭など、何ともないことをさりげなく書いているだけなのに、なぜか目を離せなくなってしまうあたりがすごい。ただ、落ちはもうひとつぱっとしなかった。

     もう1作のラブストーリーが秀逸。長さも短編というより中編である。
     最初のアメリカ開拓時代のエピソードが、中盤でびっくりするような展開になるあたり、そして最終的にはランボーのようなマンハントになっていくあたり、一見トリッキーな展開なのだけど、心がびしっと通っているからついて行けるし、じんと心にしみてくる。いい作品だと思う。
     確かにフォーサイスっぽくないのは確か。こんな小説も書けるんだね、ってびっくりした。彼の物語を作る力が、ふわっと空に向かって離陸していった感じ。お勧めである。

  • 09/07/23 フォーサイスの恋愛モノは初めて。”ささやく風” ラスト2行の勝負。

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プロフィール

1938年イギリス生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を勤めた後、作家に。71年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界をわかせ続けている。著書に、『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』『神の拳』『アフガンの男』『キル・リスト』など多数。

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