絵に描いた悪魔 (角川文庫)

  • 角川書店 (1986年2月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784042541097

みんなの感想まとめ

美しくも恐ろしい雰囲気を醸し出す作品は、サロンの絵を通じて死のメロディーを奏でる本格推理小説です。前作とは異なり、今回は読者が平常心で物語に没頭できるため、評価も真っ当なものとなっています。プロットは...

感想・レビュー・書評

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  • サロンの絵が奏でる、美しくもおそろしい死のメロディー。本格推理。

  • 本格作品。
    ルース・レンデル作品初見。
    ルース・レンデル作品は「本格」と「サイコスリラー系」に分かれるらしいが、本作は本格。

    感想としては、普通。
    本編が273ページしかないためサクッと読むことができ、群を抜いたあっと驚くような要素やこれはなるほどと思う要素があるわけでもなく、一方で「それはなくね?」という要素もないため「普通」という感想になる。
    文章的には若干の読みづらさを覚えた。

    あらすじである
    ①誕生日パーティが開かれました
    ②その席で雀蜂に刺されました
    ③その後死にました
    の時点で現代読者からは「○○じゃね?」と予測でき、「ていうか専門知識が必要系なら本格じゃなくね?」と思ってしまうが、まあそんな単純なわけはなかった。

  • 前作『指に傷のある女』の時とは異なって今回は平常心で読書に没頭できた。従ってこれは真っ当な評価である。

    プロットはいい、というより水準レヴェルである。ただ、登場人物が今一つ抜き出てなかった。各々の描き分けられ方は確かに上手く成されているが、どうもステレオタイプに留まっている感がある。
    やはり結局小説を生かすのはあくまでその中の登場人物であり、たった一人の個性的な人物が脇役であっても、そこにいれば、忘れ得ぬ一編となるのだ。

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