境界探偵モンストルム (Novel 0)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042560005
作品紹介・あらすじ
境界――異界、狭間の空間、異種が棲まう場所。
それは、現界――こちら側とは違う場所。
探偵・狭間ナルキヤには友がいる。
元警官、教授、ゲーマー、組の若頭、その子分、自称・愛の伝道師、風俗マエストロ、人気高級風俗嬢、インド人ナンパ師、釣り名人、淫魔、半吸血鬼。
総じてクズで、総じて最高なヤツらだ――。
狭間探偵事務所を、ある日一人の客が訪れる。
彼女の依頼は男とともに消えた妹の捜索。いわゆる人捜し。――だが。
新興暴力団や民警による拉致・監禁・暴行。不法移民。人身売買の国際組織。そして――“異種”の痕跡。
「きみの妹さんは人間か?」
事件は“彼ら”に纏わる様相を帯び、物語は加速をはじめる――。
感想・レビュー・書評
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22:ラノベだった。ノベルゼロってもう少し堅いイメージだったんだけど。
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妹を探してくれ、と依頼がきた。
探偵ですが、ミステリーではなく、ハードボイル方向?
どんぱちというか、怪しい人がわんさか。
人ではない存在が出てくるので、誰がそうなのか、と
うっかり疑いながら読んでしまいました。
大丈夫、でしたけれど。
内容はきちんと言いましょう、ですが、言いたくない事も
かなりあるとは思います。
それで対処が遅れても、まぁ仕方がない、という事で。
口があるのだから、信じてもらえなくても
きちんと説明しておきましょう、でした。
少なくとも、妹が危険に晒される事はなかったかも?
保護したかった対象にしても、薄情な、でしたが
今までを考えると、これが普通かと。
きっと、道端の石ころ程度の気持ちだったのでしょうし。 -
もしかすると、好き嫌いが分かれるような作風。内容ではなくて、書き方が。
語彙力の無いアロヲちゃんがとても可愛い。