ブックマートの金狼 (ノベルゼロ す 1-1)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042560104
作品紹介・あらすじ
東京・新宿のど真ん中に位置する『くじら堂書店』店長を務める男・宮内直人はかつて伝説的チームを率い、裏社会にまで名を轟かせた元トラブルシューターだった。そんな彼の元に、久々の《トラブル》が舞い込み……?
感想・レビュー・書評
-
同作者の『世界でいちばん透きとおった物語』を読んだので、続けて作品を探して読みました。
世界で…とは全く違うテイストでしたが、主人公の男の子がどちらもとても魅力的でした。
ブックマートの方はバトルもので、あまり読まないジャンルでケンカのシーンは痛そうで続けて読めなかったです。臨場感ありすぎて。
昔の仲間がまた出てくるような続編とかあったら読みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすく、短時間で読めた。
他の作品も読んでみたい。 -
昔やっていた仕事が、ツテをたどってやってきた。
ストーカー事件のはずが、どんどんと深みに…というか
問題が山積みに、状態?
そもそも本屋の店長、昔何してたんです? と
聞かずにはいられない前職(?)です。
仲間は出てくるのですが、それだけで説明一切なし。
なくてもまったく問題なく読めました。
どういう感じに仕事してたのか、という謎は増えましたが。
いやでもまさかの展開でした。
偽っている、のはともかくとして、まさかふたつも、で。
自分の金ではないので、溺れてしまうと
大変どころじゃない騒ぎになるんだな、と。
子供は親を選べませんが、切り捨てる事はできます。
心情的にできれば、ですけれど。 -
『デッドマン・ワンダーランド』の
片岡人生、近藤一馬さんのイラストで迷わず買ってしまいました!
初めて読むレーベル、初めて読む作家さんだったけれど、なかなか面白かった。
元トラブルシューターの書店店長のもとに、
久々にあるアイドルを巡るトラブルが舞い込んでくるというお話。
主人公がとにかく格好良くて(ダメダメな感じも含めて)、
周りのキャラクターもしっかりと立っています。
少ししか登場しないのに、レイジの存在感がハンパなかった。
昔の仲間との絡みがもう少し見たかったなぁ。続編希望。 -
別に面白くないとは全く言わないしむしろ面白いんだけど本屋である必要性が薄いのが作品全体の方向性としてどうなんだとは思う。
-
新しいレーベルの第一弾として書かれた杉井作品。
題名や書店店長が主人公な所から、こんどは流通業界を巡る口八丁な業界物語かなと思ったら、ちょっと違った。
店長は元伝説の不良でその筋からアイドルのストーカー騒動の解決を依頼されるという筋書きの神メモ的軽ミステリー。
いやこれ正直書店店長の設定要らなかった気がするな(笑)
主人公が腕力に自信があるのはいつもと違うので、いつもより少しへたれ度は低い(笑)
でもトーヘンボクなのはいつも通り。
吉村さんも苦労するなあ。
謎解き的には半分ぐらいは分かったけど、最後までお兄さんの正体には気づかなかった。
やっぱりかわいい探偵役が必要かも(笑)
この一冊で終わるのはもったいない気がする。
出来ればシリーズ化して欲しい。 -
暇に任せて一気読みしました。
他の仲間が出てきてないので、続編にも期待。吉村女史、格好良すぎです! -
冒頭の試し読みで、儲からない本屋の店長が主人公である部分に惹かれ購入。あらすじ通り、現・本屋の店長である主人公が、昔のやんちゃしたころの技術や経験を買われて一回だけ裏家業を行う話。
-
なかなか面白かったです。ただ、私ごときが薄々気づいていた真相にラストの頃まで気づかないとは、伝説のトラブルシューターもヤキがまわったな、と(笑)。結構ボコられてるし。名を轟かせたなら無敵であって欲しいな。昔のワル仲間とまた手を組むなんて話もあったらいいな。