リラム 〜密偵の無輪者〜 (Novel 0)

著者 : 神野オキナ

• KADOKAWA (2016年7月15日発売)

作品紹介・あらすじ

王も国も意味を失って崩壊した世界。かつて国を為した組織は経済集団と定義され「圏＜エスティズ＞」と呼ばれるようになっていた。東にあるヒウモト圏の継承第二位のレイロウは自らその権利を放棄したにもかかわらず、頭脳の冴えゆえに、第一位主である兄からは却って疑われてしまい、暗殺を避けてロキオルス圏に亡命していた。しかし、ロキオルス圏位主官の娘マリエイラを房中術でもてなしながら隠遁生活を過ごすレイロウの下には、いまだ兄の殺意が貿易商の形となって伸びてくる。ある日、レイロウはマリエイラから、圏が侵略の危機にさらされる前にと、ヒウモトとの外交補佐を頼まれることになるのだが――。「無事に解決してもらえれば報告も不要。私は“何も知らない”のですから」「面白い。軍勢のいない戦争だ、これは。――引き受けましょう、その話」神なき、経済的駆け引きの世界で織りなされる異質無比ファンタジー登場。

感想・レビュー・書評

[rantさんの感想 · 2016年8月20日]

初レーベルの作者買い。
新書サイズの別レーベルで出てた話と雰囲気は似てるかも。
でもよく読むとこれも無双とかハーレムとかそんなジャンルになってる気がしてきた。

著者プロフィール

1970年、沖縄県生まれ。1999年、『闇色の戦天使』でデビュー。ドラマＣＤ・ゲーム・コミック化された『あそびにいくヨ！』を始め『疾走れ、撃て！』などライトノベル分野で人気シリーズを多く持つ。

「2023年 『警察庁私設特務部隊ＫＵＤＡＮ　エレウシス・プラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」