天球駆けるスプートニク 未到の空往く運送屋、ネジの外れた銀髪衛精 (Novel 0)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 20
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042560395

作品紹介・あらすじ

西暦二〇三〇年七月七日、旧日本時間で十六時三十二分十六秒――人類は空を奪われた。
突如、上空に現れた正体不明の飛行物体『衛精【サテライト】』の無差別攻撃により、すべての航空機が警戒空域【レイヴンベルト】(199フィート)以上の高度を飛ぶことを許されなくなった。
人々は低空を飛行することに特化させた超低高度飛行艇【ULF】を開発したが、それでも本来のスピードには到底及ばず、空を失った代償はあまりにも大きかった。

そんな時代において安全空域を優に越えた空輸を行う一人の運び屋がいた。
船団を組んで物資を運ぶことが常識となった時代において、銀髪の犬耳少女チェルシーを相棒に、孤高に空を駆ける男。

―――イバ・タクロウ。
北太平洋航路の最速横断記録保持者【レコードホルダー】である彼の元には、今日も実現不可能な依頼が舞い降りてくる。

感想・レビュー・書評

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  • SF。戦闘機アクション。
    個人的イメージでは神林長平『戦闘妖精・雪風』のライトノベル版。
    著者の作品は『ノノノ・ワールドエンド』があまり好きではなかったため、期待していなかったが、とても良かった。
    衛精の存在、チェルシーの設定など、SF要素も意外と興味深い。
    世界観はまだまだ掘り下げられそうなだけに、続編が出そうな気配がないのが残念でならない。
    ハヤカワさん、拾ってあげてください。

  • 人工衛星擬人(?)化というやや変わった切り口.一定以上の高度にある人工物を攻撃する超越存在がいるせいで,高速で空を飛ぶようになった舟艇が闊歩するようになる…といったコンセプトだが,制限高度というのがかなり低く,建築物にまで制限が及ぶとなると,標高の高い地域がどうなっているのかは気になる. キャラクター同士の関わり方や物語の終わり方は「九十九の空傘」と似ている.

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著者プロフィール

代表作に小説『銃皇無尽のファフニール』、『RIGHT×LIGHT』、『ノノノ・ワールドエンド』など。

「2019年 『たった一人の君と七十億の死神(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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