妻という名の見知らぬ女 (角川文庫)

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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042668046

作品紹介・あらすじ

私はキャル・ブラッドリー、小さな田舎町でクリニックの所長を務める精神科医だ。妻マリーとは結婚して十四年、今なお変わらぬ美しさの妻に、私はぞっこんだった。かわいい三人の子供にも恵まれ、私のような風采の上がらない中年男には、これ以上望むべくもないほど幸せで穏やかな人生を手に入れていたはずだった…あの青年が目の前に現れるまでは。過去、そして現在まで築き上げたものすべてが一瞬にして崩れ落ちてゆく-男と女、夫と妻のあいだに横たわっているものとは!?嘘と幸福がもつれあう、ひそやかな恐怖と衝撃の物語。

感想・レビュー・書評

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  •  田舎で精神科医をやってる主人公は、ある日傷害事件をおこした青年の治療を頼まれる。

     妻を愛しすぎる男ゆえの悲劇です。
     相変わらずクラヴァンは上手い。じわじわっとくる狂気というか、疑惑という毒が、主人公を酩酊させていく。物語は、主人公の視点で語られるので冷静な印象があるんだけど、その薄皮の下の猛ってるものがむしろ怖かった。

     うん、これは怖い物語なのだ。

     そして、物語の終わりが真の終わりではない。
     それがわかるから、さらに怖い。

  • 持ってるけど未読

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