罪深き誘惑のマンボ (角川文庫)

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制作 : Joe R. Lansdale  鎌田 三平 
  • 角川書店 (1996年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042701019

罪深き誘惑のマンボ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ハップとレナードのシリーズ
    人種差別の白人署長が意外なことにいいやつだった!

  • バカで下品でカッコいい二人組。暴力性をそのキャラクターによってポップに転じさせる。暴力、笑い、感動を絶妙なバランスで描くこの本はロックンロールと同じで、無様な生き様をさらす俺のアル中の友達とも同じだ。

  • 以前読んで詳細な記憶はありません。ただ最高に面白かった一冊。

  • ストレートの白人ハップとゲイのマッチョな黒人レナードのコンビは、失踪した美人黒人弁護士の行方を追って、KKKに支配された街グローブタウンへ乗り込まざるを得ない破目になる。時代錯誤的な人種差別で覆われた街で出会うのは、常に不機嫌そうな警察署長、サディスティックな街の実力者、そしてリンチ好きの住人たち。文字通り「死ぬような」目にあいながら、彼らがたどり着いた事実とは……。

    白人と黒人のコンビというと……映画「リーサル・ウェポン」やTV「マイアミ・バイス」などの刑事コンビ、それに「48時間」や「ダイ・ハード3」etc……とけっこうおなじみかもしれない。
    この作品では2人とも刑事ではなく、どちらかと言えば何でも屋なのだが、とにかく全編にわたって繰り広げられる下品なマシンガントーク(原文はきっとスラングだらけなんだろうなぁ)は痛快極まりなく、ちょっぴり中年男の哀愁も匂わせる。

    「怪作」と呼ぶに相応しいサスペンスフルな一冊。

  • ハップ&レナードシリーズの3作目。前回の「ムーチョ・モージョ」より、ちょっとハードで、そしてグロテスクかも。だって、墓場で、しかも腐乱した死体の上で取っ組み合いをするし。

    登場人物たちの会話は、あいかわらず下品ながらおもしろくて好き。だけど、リンチが大好きな前時代的な差別主義者たちがわんさかいる町で、失踪したハップの以前の恋人・フロリダを殺したのが、ベタベタの差別主義者ではないという結末が、ストーリーをいっそうハードボイルドにしていると思う。ずっと激しい雨が降り続いている設定なので、虚無感やら哀愁やらやりきれなさやらが、いっしょくたにごちゃまぜになって、ストーリーに強くしがみついている。

    しかし、ハップとレナードのタフさは本当に感心する。彼らの年齢が40代後半ってところがまたいいと思う。若くてタフなんて、あたりまえですから。

  • こんな書き出しで始まる。

    クリスマス・イブの夜にレナードを訪ねると、やつはケンタッキー・ヘッドハンターズのレコードをかけ、『ザ・バラード・オブ・デイビー・クロケット』が響きわたるなか、クリスマスの祝いの一環として、またしても隣家に放火している真っ最中だった。

    いきなりいいパンチをもらったな、と感じ入る。ランズデールならではの「狂気」を表現するにあたって、またとない書き出しだ。主人公はハップとレナード。白人と黒人のコンビで、黒人のレナードはゲイというおまけつき(ただし、ハップとレナードは固い友情、信頼で結ばれていても、そっちの関係はない)。登場人物のことごとくがキャラ立ちしていて、まるで映画を観るように情景描写が生き生きとしている(実際に映画化もされたようだ)。これぞランズデール!。文句なしの一冊と言い切れる。

  • 掛け合いが大好き!!友達っていい。

  • ハードボイルドなんてだいっきらいなんだけれど、彼らの美学はかっこいい。野卑と知性と含羞と。とっちらかったストーリーが好きなシリーズだけれど、本作はけっこうシンプル。

  • 有名だから、ぐらいでさらっと読み始めたのだけれど、テンポ良く読める良作。

  • 私が持っている方は表紙が寺田克也氏です。2人の男の友情が下品に綴られた爆笑作品。

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