翻訳の続刊は望むべくもなく、原著ももはや読むすべなしと思いきや、原著は電子版で存在する模様。これを購入し翻訳機能にかけるのが早いのか。
読み返してしまえば自分につき続けた嘘も認めざるを得ず、つまり、本シリーズはあまり出来が良くない。
主人公バディはそれぞれ自らを神と自認する種族だが、基本的に弱い。場面によって強くなる。作者は無敵のヒーローへのアンチテーゼを根底にもち続けていると思われるが、その一方でデウス・エクス・マキナは大いに許容している。
ゲーム世界を背景に持つならばルールはある程度厳密であるべきだ。マスターの裁量が甘いゲームもよかろうが、自らが参加していない場合、その味付けで飲み下せるかどうかは体調による。