アルケミスト 夢を旅した少年 (角川ソフィア文庫/角川文庫)
- 角川書店 (1997年2月21日発売)


- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042750017
作品紹介・あらすじ
81カ国語に翻訳。著名人も大絶賛の全世界8500万部の大ベストセラー!
(Q:あなたが読んだ本のなかで、本当にもっとも素晴らしかった本は何ですか?)
「パウロ・コエーリョの『アルケミスト』です。希望に満ちていて、元気をくれるから。宝物を探して旅にでる少年の話で、旅の途中で出会ったすべての人たち、すべての局面から、少年は多くを学んでいきます。物語の最後、少年が宝物を見つけたのは、とても意外な場所。自分を信じること、自分の旅を続けることの大切さを教えてくれる本です」
――ノーベル平和賞受賞 マララ・ユスフザイ
●「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー427週!
●81カ国語に翻訳!
●全世界8500万部の大ベストセラー!
[これまでに愛読書としてあげてくれた著名人]
オバマ元大統領、ウィル・スミス、ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、オプラ・ウィンフリー、ラッセル・クロウ、ビル・クリントン、ジュリア・ロバーツ、ルイス・ハミルトン、森山未來、戸田恵梨香、中山美穂、元JUDY AND MARYのTAKUYA、サカナクションのボーカル・山口一郎ほか多数。
[パウロ・コエーリョからのメッセージ]
『アルケミスト』を書いたとき、ぼくは存在理由を理解しようとしていたんだ。哲学的な約束をつくるのではなく、ぼくの魂の中に存在していた少年と語ろうと決めた。驚いたことに、この少年は世界中の数百万の人たちのなかで生きているんだ。この本で、ぼくは、答えがない質問を読者とシェアしたいんだ。それは、人生を素晴らしい冒険へと変えてくれる。
[本書の内容]
羊飼いの少年サンチャゴは、その夜もまた同じ夢を見た。一週間前にも見た、ピラミッドに宝物が隠されているという夢――。少年は夢を信じ、飼っていた羊たちを売り、ひとりエジプトに向かって旅にでる。
アンダルシアの平原を出て、砂漠を越え、不思議な老人や錬金術師の導きと、さまざまな出会いと別れをとおし、少年は人生の知恵を学んでいく。
「前兆に従うこと」「心の声を聞くこと」「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれること」――。
長い旅のあと、ようやくたどり着いたピラミッドで、少年を待ち受けていたものとは――。人生の本当に大切なものを教えてくれる愛と勇気の物語。
感想・レビュー・書評
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夢を諦めないことや、人生で挫けそうな時に励ましてくれる本です
何かを得るためには行動しなければいけないと改めて思いました -
宝物を探しに旅に出た少年の物語。
預言者・良い人・悪い人etc
途中から色んな人に出逢いながら旅を続けて行くのですが、悪い人と出逢った時とか読んでて辛い悲しい(怒りも)気持ちになりましたが、先が気になってどんどん読み進めました。
人生のトップスリー入りです。 -
「一生のうちに読んでおくべき本の1つ」という前評判の元で読みましたが・・・・
すいません。僕がバカだからなのか、全然理解しきれませんでした。
日本語訳が単調だからか、そもそもストーリーや背景が理解しきれないからか・・・・
どの点がイイ本なのか、この本から何を学ぶべきだったのか、そこすらも理解できませんでした(笑)-
2021/09/22
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私もそういう部分がありました。
何故名著と言われているの?
でも読んでいる時に感じたのは、強い意志を持って進めば必ず成し遂げられるものなのだ...私もそういう部分がありました。
何故名著と言われているの?
でも読んでいる時に感じたのは、強い意志を持って進めば必ず成し遂げられるものなのだ、と感じました。
自分の心の声に耳を傾ける事、砂漠の砂の一粒一粒に真理が込められているなど、少し経ってから考えています。2024/11/11 -
ごめんなさい
今見て気がつきました
✕役者⇒◯訳者
このお二人は著作 もされていて(自己啓発? 精神世界?)かなり 読み応えがあります
著者...ごめんなさい
今見て気がつきました
✕役者⇒◯訳者
このお二人は著作 もされていて(自己啓発? 精神世界?)かなり 読み応えがあります
著者の モワッとした内容の本を訳で〆てるのかもし2024/11/12
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大好きなバンド、ACIDMANの曲「アルケミスト」のモチーフだというきっかけで読んだ作品ですが、定期的に何度も何度も読み返したいと思わされるものでした。
今を大切に、味わって生きること。
失敗を恐れず、心の声に従って生きること。
本当の学びは行動を通じてしか得られないこと。
などの大切さを再確認させられました(^^)
人は「やり方」を欲しがちだけど、実はすでにやり方は知っていて、それをやる勇気がないだけということは多々あるなと思った。
こちらの作品も生き方をめっちゃ考えさせてくれるし、大好きなのでYouTubeの「小説おすすめチャンネル」オススメ第2弾で動画アップしました(^^)
https://youtu.be/9aOnWOe6xnM -
この本は、世界で6500万部売り上げた超ベストセラー作品です。
夢を追いかける少年を描いた童話風な物語ですが、めちゃくちゃ深い話もあり、読むべき一冊だと思います。
ぜひぜひ読んでみてください -
夢を叶えるため旅する少年。人と出会い別れるなかで、生きる知恵を学んでいく。宝物って案外近くに、もしくは既に手にしているのかも。日々の些細な出来事から、どれだけ気づきを得られるかは自分次第なんだ。あとは行動する勇気。人生の指標となる一冊。
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読書仲間から勧められた一冊。
先週、寝る前に静かな夜空を眺めながら少しずつ読んだ。
アルケミストとは「錬金術師」のこと。ただ、この本においては、物質を変えるというよりも、物事の捉え方・考え方を変えるという解釈をした。成長マインドセットに切り替わって、信念に基づいて突き進めば、鉛色の人生も黄金になるということか。
「自分がどうなりたいかよりも、他人からどう思われるかが、いつの間にか重要になっている」
「前兆を感じ希望に向かって進めば、全宇宙が支援してくれる」
などなど、ハッとさせられる言葉が沢山出てきた。
また、主人公が太陽や風と直接対話して奇蹟を起こす描写があったが、今この瞬間に意識を集中して、全宇宙を感じつつ、マインドフルネスな状態になっているのだと思う。ニーチェの「超人」とか、茶道や座禅とも通じるイメージではないかと勝手に思い込んでいる。
著者プロフィール
パウロ・コエーリョの作品





