アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750017

感想・レビュー・書評

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  • 知人に薦められて読みました。

    羊飼いの少年が夢で見た宝物を追い求めて旅をするのが基本的な物語なのですが、そこかしこに出てくる言葉「前兆」がキーワードとなる物語ではないかなと思いました。

    友人はこの本を読んでいたので、アフリカでサファリ体験をしていた時にハゲタカの群れを見て物事の「前兆」について実感したんだとか。

    物語を要約し、すごく単純な言葉で表すと「夢を信じて追いかけれていれば必ず叶う」ということ。
    幾度もの困難に遭い、心の声を聞き、悩み、歩んでいく少年の姿は現在の日本に生きる私たちにハッとさせてくれる何かを感じずにはいられません。人生にはいくつもの分かれ道があって、選択をして進んでいくわけですが、それが当初思い描いていた道とは違う道に進むことなんてザラにあります。

    内なる声に耳を傾けるなんていうのは、簡単に聞こえますがすごく難しいことで、自分にまっすぐに突き進んでいくのは決して容易なことではありません。

    ちょうど転職の時期と重なっている私には、重なるところも多々あり、考えながら読み進めていきました。

    人生の中で前兆を感じ取ったことはハッキリとはないのですが、「もしかしたら…」という野生の勘を働かせたりすることはあるので、今後は意識して前兆を感じ取れたら面白いんじゃないかなと思ったりしました。

  • 尊敬する上司から薦められて読みました。自分が本当にやりたいことがやれていない、疑問を感じている、その他人生で悩んでいる人に是非読んでほしいです。子供の頃のような純粋な気持ちを思い出しました。

  • 文章の全てが哲学みたいな本。こういう本も読めるようになって、少し嬉しいなと思いました。

  • いい言葉がたくさん。

  • 登録していてびっくりしたが、こんなに読者がいる本だったとは。今まで知らなかった本だが、なんかで話題になったのかな?

    羊飼いの少年が大いなる意志を感じ、エジプトのピラミッドへ宝を探しに行く話。いわんとしていることは分からないでもないが、いまいちピントは来なかったな。だが、やはり人にはそれぞれ使命が有るが、心の壁などでその使命に気付け無い人が多い、自分の使命に気づき、それを全うするのが産まれてきた意義だと言う事は分かる。私も、兆候やお告げをスルーしまくって今に至るのだろうな、今からでも間に合うかな?と思う。
    #私をリーダーに導いた250冊

  • 羊飼いの青年がエジプトにあるとされる財宝を目指して旅をしていく過程でクリスタル商人の下でのバイトや人に騙されたりといった経験を通じて人間的な成長を遂げて本当に大切な宝のありかを突き止める。

  • 学生時代に読んだときにはまったく響きませんでした。

    展開に脈絡がないような気がするし、精神的なものばかりが強調されていて、もっと言うと(布教用のパンフレットみたいな)ぎこちない日本語も気持ちが悪いと感じていました。
    ひとつも論理的でない、衝動に任せて人生を歩んでいけよ、と言われているような気がして、なんだか危険だなあ、とさえ思いました。

    それからかなりの年月が経って、いまでも「読むべき」みたいに紹介されているので、再読しました。

    したがって、期待半分疑念半分で読んだわけですが、やっぱりそれほどの感動は得られませんでした。前回の感想のいくつかは、そのまま持ち越すことになりそうです。

    ハッとする部分もありましたが、引き合いに出された人々(地道に彼らが思うことをやってきた商人やイギリス人青年)を、ちょっと否定的に語りすぎているように感じます。
    彼らは彼らの哲学に従って生きているのですから、それはそれで幸せなんじゃないかな、という同情も覚えます。

    あまりにも礼賛されているので、穿った見方になってしまっているのでしょうか。そんなことはないと思うのですが。

  • いつか子どもができたら手に取ってほしい

  • 名著といわれる所以がわかった。ちりばめられた真理がある。忘れたころまた読もうと思う。

  • ○物事の真理とは、努力とは。前兆を感じ取れるようになれば未来も明るい!
    主人公のサンチャゴは羊飼いだ。羊飼いは毎朝起きて羊の世話をして田舎を周り続け一日を終える。サンチャゴは字が読める。学校で習ったのだ。
    いつしか、羊のための旅ではなく、自分のために旅をするようになったサンチャゴは、本や見知らぬ老人、起こりくるいろんな前兆や出来事に対処しながらも、その中で自分はどう生き抜くべきか、悟る。
    キャラバンに参加しピラミッドまで旅行するサンチャゴは、錬金術師やイギリス人の商人と共に行動する。その中でサンチャゴが得ることとは。

    印象的な表紙だ。読了した人なら想像してみよう、どのシーンだろうか。最後に砂漠の向こうから届いた風に口づけをしているシーンだろうか。
    前兆を感じ、自分の心に耳を傾け続ける。決して倦むことなくただひたむきに前を見る。サンチャゴに錬金術師が語ったのはそういうことではなかったか。
    「前兆」とは日本語にありそうな言葉で言えば運命だろうか?翻訳が正しくないのではないと思う。たぶん「前兆」が一番重要な単語なのだ。前兆のニュアンスはなんだろう。予知できること?雰囲気で感じ取れるようになること?状況判断や経過判断の中で想定を考えること?
    挫折しそうなことでも、必ず上向きになったり回復できたりするのは、その「前兆」があるからなのだ。その前兆を感じ取るためには、サンチャゴが本書で哲学したように、自分の心に耳を傾け続ける。

    "幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだ(p40)"
    木を見て森を見ず、でもなく木も森も見る、ということだろうか。真理をついている。

    再読すればするほど、新しい発見がある。

    何か人生や仕事に迷ったり、息詰まったら、サンチャゴの旅を追体験してみると何か一つは解決策を見つけられる、そんな本だ。

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著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人。ブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、81か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で2億部以上を売り上げた。フランスのレジオンドヌール勲章を受章。ほかにもさまざまな国際的な賞を受賞している。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2018年 『不倫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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