- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042750017
作品紹介・あらすじ
羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
夢を諦めないことや、人生で挫けそうな時に励ましてくれる本です
何かを得るためには行動しなければいけないと改めて思いました -
「一生のうちに読んでおくべき本の1つ」という前評判の元で読みましたが・・・・
すいません。僕がバカだからなのか、全然理解しきれませんでした。
日本語訳が単調だからか、そもそもストーリーや背景が理解しきれないからか・・・・
どの点がイイ本なのか、この本から何を学ぶべきだったのか、そこすらも理解できませんでした(笑)-
2021/09/21
-
2021/09/22
-
-
大好きなバンド、ACIDMANの曲「アルケミスト」のモチーフだというきっかけで読んだ作品ですが、定期的に何度も何度も読み返したいと思わされるものでした。
今を大切に、味わって生きること。
失敗を恐れず、心の声に従って生きること。
本当の学びは行動を通じてしか得られないこと。
などの大切さを再確認させられました(^^)
人は「やり方」を欲しがちだけど、実はすでにやり方は知っていて、それをやる勇気がないだけということは多々あるなと思った。
こちらの作品も生き方をめっちゃ考えさせてくれるし、大好きなのでYouTubeの「小説おすすめチャンネル」オススメ第2弾で動画アップしました(^^)
https://youtu.be/9aOnWOe6xnM -
この本は、世界で6500万部売り上げた超ベストセラー作品です。
夢を追いかける少年を描いた童話風な物語ですが、めちゃくちゃ深い話もあり、読むべき一冊だと思います。
ぜひぜひ読んでみてください -
夢を叶えるため旅する少年。人と出会い別れるなかで、生きる知恵を学んでいく。宝物って案外近くに、もしくは既に手にしているのかも。日々の些細な出来事から、どれだけ気づきを得られるかは自分次第なんだ。あとは行動する勇気。人生の指標となる一冊。
-
読書仲間から勧められた一冊。
先週、寝る前に静かな夜空を眺めながら少しずつ読んだ。
アルケミストとは「錬金術師」のこと。ただ、この本においては、物質を変えるというよりも、物事の捉え方・考え方を変えるという解釈をした。成長マインドセットに切り替わって、信念に基づいて突き進めば、鉛色の人生も黄金になるということか。
「自分がどうなりたいかよりも、他人からどう思われるかが、いつの間にか重要になっている」
「前兆を感じ希望に向かって進めば、全宇宙が支援してくれる」
などなど、ハッとさせられる言葉が沢山出てきた。
また、主人公が太陽や風と直接対話して奇蹟を起こす描写があったが、今この瞬間に意識を集中して、全宇宙を感じつつ、マインドフルネスな状態になっているのだと思う。ニーチェの「超人」とか、茶道や座禅とも通じるイメージではないかと勝手に思い込んでいる。 -
一応ジュニア書になるのかな?
感性の泉はとうに枯れきっていると思っていたけどあらすじ紹介でサンチャゴ少年が「宝物」を見つけにアンダルシアからエジプトを目指す事を知るや否や胸が高鳴り、読み進めたいという欲求がフツフツと湧いてきた。
聖書を連想させる語りで、ジュニアだった頃に戻ったみたい…いや、懐かしい気持ちになった汗 世界一の賢者と少年の話とかイエス・キリストのたとえ話みたいだけど、間違いなくハッとさせられる。謂わば心から望むものへと一歩踏み出す時に携える心得、バイブルなのかも。(実際聖書に関する話題も作中登場する)
「人生で簡単に見えるものが、実は最も非凡なんだよ」「おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」
もう一つ、(恐らく)「運命」を表す「マクダブ」ってワードがついてまわる。運命は予め一つの手によって「書かれたもの」。その手の持ち主とは神様か?とか頭をひねってくうちに急に広い宇宙に放り出されたような感覚に陥る。
語りの話が込み入りすぎて、巻き戻さなきゃいけない箇所もあった。物語の核になるはずの錬金術も蘊蓄が多くて読むのを断念しようかと思ったほど。(それでも完読できたのはそれが「マクダブ」だったからか?)
夢や運命論が彼の旅路にてんこ盛りだったわけだが、そんな壮大なテーマで彩られていたわりに宝物のありかには拍子抜けしてしまった笑(終わり方は悪くなかった)
サンチャゴ少年の旅イコール人の一生ってこんなもんだと言いたかったのかと今になって思う。あとこれをジュニア期に読んでいたらもっと感動し、「天からの啓示を受けた!」って一人勝手に開眼していたのかなとも。 -
すべてを理解できたとは思えないが、良い本でした。ところどころハッとさせられる言葉があり、少年の旅の様子は美しく表現されていました。
「もしおまえが、現在によく注意していれば、おまえは現在をもっと良くすることができる。そして、おまえが現在を良くしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ。」