星の巡礼 (角川文庫)

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制作 : 山川 紘矢  山川 亜希子 
  • 角川書店 (1998年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750024

星の巡礼 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • パウロ・コエーリョの処女作。宗教色の最も強い作品で、そういう世界に関心や生活感情がなければ共感も難しいのではないかと思う。私は強い関心はあったが、読むのに時間がかかってしまった。オカルトと紙一重だと思うが、キリスト教神秘主義のこのような典礼の一巡は、理論とは別の歴史的な魅力がある。本人の強い内的世界の描写も面白い。機会があればもう一度しっかり読んでみたい。

    2015/2/23

  • 2017.3.18 読了

  • キリスト教巡礼の旅 in スペイン。読んでる間巡礼路を歩いてみたくなるほど楽しめたが、結局、読み返すのはファンタジックな色が強い「アルケミスト」。こちらがすんなり入るのはキリスト教が1滴も体内にないから?まだ三ヶ所しか行った事のない四国八十八ヶ所が頭を過ぎったり。

  • アルケミストが傑作だったので読みたいと思った。
    メッセンジャーと対話したい。

  • せっかくの旅路の設定でも、会話が中心すぎて行動があまりない。起きることに必然性を感じさせてくれない。だから結局は予定調和な物語の印象。考えさせるセリフはあるのだけど、筆者と異質なものや反対のものを脇役に追いやっていて、フェアではない。だから結局は予定帳な。

  • タイトルに惹かれて手に取ったら、パウロ・コエーリョの本だった。
    読み始めたらぐんぐんと内容に惹かれていった。ファンタジーかと思ったら、パウロ自身の話しで、巡礼の話し。師と共に、剣を求めて巡礼路を旅する。
    巡礼なので宗教性、スピリチュアリティの話しが沢山あるが、深い話が多く、自然と内容を受け入られる。巡礼しながら、瞑想したり、冷酷さや悪魔と友達になること、愛の話し、歴史の話などどれも深く心に響いた。
    作者とともに巡礼の旅に付き合いながら、自分についてもいろいろ気付きが促される。また読み返したい本の1冊。

  • イスラムの伝統では一生に一度マホメッドがメッカからメディナへ行ったのと同じ巡礼の旅をしなければならないと定められていると同様に10世紀までのキリスト教教徒もまた3つの聖なる巡礼の道があると信じていた。第一の道はローマの聖ペドロの墓への道。第二の道はエルサレムのキリストの墓へ詣でる道。第三がサンチャゴの遺骸に詣でる道。
    不安定な平和。成長と創造のプロセスにある世界の平和、その世界は成長するためには動き続けなければならないこと、前進しなければならないことを知っているように見えた。大地震や凶暴な嵐は自然の残酷さを示しているように見えるかもしれないが旅の途中の移り変わりに過ぎない。
    自然それ自体も悟りを求めて旅をしているのだ。

    夢は魂に栄養を与える。人生で何度となく自分の愛が打ち砕かれ失望する時を体験する。それでも夢を見続けなければならない。そうでないちわれわれの魂は死に、アガペは魂に達することができない。

    誰が正しく、誰が真実を知っていたかは問題ではない。大切なのはそのどちらも良き戦いを戦ったということを知ること。良き戦いとはわれわれの心がそう命じるがためにわれわれが戦う戦いのこと。英雄たちの時代と違って、良き戦いの戦場はわれわれ自身の中に移行した。

    良き戦いとは夢のために戦われる戦い。

    死んで腐敗した夢は希死念慮にかわる。夢を救い出すための唯一の方法は自分自身に寛容になること。

    一時期すごくハマったコエーリョだけど今はあまり共感できない。嘘くさいというか怪しい神秘主義に走りすぎていると感じる。もう少し現実の世界を見た方がいい。そこ盲信がまさに争いを引き起こしているということを。

  • レッドフィールドの『聖なる予言』的な感じでワクワクドキドキ読めました。最後、ハッピーエンドでホッとした。

  • サンティアゴ巡礼を行った、自伝的らしい、小説。
    かなり神秘主義というか、不思議。でも、宗教/キリスト教って感じはあんまりしないのは、瞑想や修行っていうのはある程度普遍的なものだからなんでしょうね。
    完全に己の中の物語なので、巡礼の終わりですっきりオチがつくわけではないけど、自分の弱さにとことん向き合う、というのは共感できる。やっぱり、死ぬまでなにかを追い求めるんでしょうねえ。。

  • 特に特定の宗教に信仰をもたないわたしですが、ちょっとしんどいな、というときに読み返すお守り本のなかの1冊です。
    ある教団の、称号を得るための儀式、たどり着くための巡礼の道を描いた自伝…というと、ちょっとした嫌悪感を抱いたりもする方もいらっしゃるかもしれませんが、書かれていることはすごくシンプル。何なら爆笑しながら読んだところもありますが、不謹慎であろうとなんだろうと、読み方感じ方なんて個人の自由ですからね。
    現実を離れ、自分とは違う感じ方で生きる人の物語を読むというのも、読書の楽しみのひとつです。

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