第五の山 (角川文庫)

制作 : 平尾 香  Paulo Coelho  山川 紘矢  山川 亜希子 
  • 角川書店
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レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750048

感想・レビュー・書評

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  • "アルケミスト"で知られるブラジルの作家。豊富なキリシタン知識を盛り込みつつ、青年が夢を追うお話を語ります。

    古代イスラエル。フェニキアからやって来た王妃は時の王をたらしこみ、古来の信仰を捨ててフェニキアのバアル神を信仰するよう説き伏せる。やがて弾圧は下々にも及び、のちの預言者エリヤは首を狙われることに。

    支援者とともに馬小屋に潜むエリヤであったが、外からは他の信者たちの断末魔。想像の中で何回も死んだというエリヤはついに外に飛び出し…

    少年マンガならここで戦いになるところですが、キリシタン説話の世界では教訓が語られます。


    ○エリヤは自分の冷静さに驚いていた。馬小屋にひそんでいた間、彼は何度も死を想像した。今になって、自分が不必要に苦しんでいたことがわかった。一、二秒ですべてが終わってしまうのだ。

    ○「ここで今、やってくれ」とエリヤは言った。「今は、私は冷静だ。もし、お前がぐずぐずしたら、私は自分が失うものについて、また思い苦しむだろう」


    なにやら良寛禅師の教えに通じるものを感じます

  • 表紙が好き。小説としては失敗作だと思う。押しつけがましいのはよくない。エリヤと出逢った女性の物語としてなら成立しており美しい。

  • 列王記は読んだことがなかった。よもう。創世記と出エジプトを読みなおしてからかな

    とかく生きる意味とかを見失っては絶望する性質なので、ほんとうに絶望したとき、死にたいとき、パウロ・コエーリョの本を読むようにしている。
    迷ったときはアルケミスト、死にたいときはベロニカ、努力の意味を見失いかけたときには第五の山というかんじ。

  • すべては単純でシンプル。

  • 2013.02.05読了。
    今年8冊目。

    これ好き!
    11分間の次に好きかも。

    星の巡礼は修行の旅巡礼の話で著者の精神的部分が多く正直難しく思うこともあったけど、これは理解しやすかった。

    神の声は周りにある全ての物から語られている。
    それを感じ取り、不可避な出来事が起きてもそこから学び、再生、再建をしていく。
    自分の運命と使命を知り、それを成就させる。

    アクバルが滅びた様子を読んで、東日本大震災の光景が頭に浮かんだ。
    (後書きはかなり前に書かれたものなので阪神大震災が取り上げられていた。)

    アクバルの残された人々はエリヤを筆頭にそこから少しずつ自分を再生、街を再建していく。

    何があっても希望を失わないこと。
    希望を失えば、到底できそうもないことだとやる気力すら出ない。
    希望を持ち努力し続ければ、誰かが諦めたその先に待っていたものを掴むことができる。
    起こってしまったことは考えても仕方ない。
    そこから学び未来へ活かしていかなきゃ。

    気持ちがすーっと楽になっていく本。
    全てはシンプルなんだなと。

  • 本棚にずっとあって、読むタイミングを計っておりましたが、ついにババッと読む機会が訪れたのでしたが…、コエーリョさんのを読んだ中では一番重くてつらかった…というか、心にズッシリ来るものがありました。
    自分はカトリックではありませんが、心に響いて泣けた言葉もあるし、逆にちょっとわからないなあ、こういうのは…という部分もありました。
    引用したい、覚えておきたい『ことば』の宝庫です。

  • 紀元前9世紀、レバノンを舞台にしたある預言者の物語。

    宗教色が色濃いが、感じるトコロは多々あった。特に羊飼いの言。
    「不満足な過去があるなら、それはすぐ忘れなさい。新しい物語を想像して、それを信じるのだ。」

  • 相方が好きで、出会った頃に影響を受けてよく読んだ。
    面白くて一気に読んでしまいました。
    パウロコエーリョ、すきです。
    旧約聖書をよんでみたくなります。

  • フィクションなのかノンフィクションなのか。。客観的に読んでたはずなのに最後の方は、洗礼を受けたような気分に。

  • 他の作品より、さらにキリスト教色が強いけど、面白かった!!

    はっとする言葉がいっぱい!!

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著者プロフィール

1947年ブラジル生まれ。世界中を旅しながら執筆活動を続ける。主な作品に『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』

「2018年 『ザ・スパイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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