ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

制作 : 平尾 香  Paulo Coelho  江口 研一 
  • 角川書店
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レビュー : 371
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750055

感想・レビュー・書評

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  •  観念的すぎてついていけなかった。
     というか、ベロニカの基本スペックが高すぎて、え? はぁ? ってなる。

  • ともかく訳が酷い。
    読みづらいし、話もわかりづらい。

  • 「ぼくらにできないのは、共和国の大統領候補として立候補することだけさ。対立候補がぼくらの過去を必ず詮索するからね」
    2014/06/21-06/30

  • ルールや常識、規範と呼ばれるものにとらわれて生、死、愛、自由を自分のものに出来ない生き方が描かれていた。ルールから外れた狂人。読む時期によっては心に響くだろう。翻訳の表現があまり好きではない文書だった。

  •  古本屋で何故か目に留まった作品。100円コーナーで掘り出し物を探して、「ジェイン・エア」や「ハムレット」、O・ヘンリの短編集なんかと一緒に買った。作者も知らない、タイトルも聞いたことあるようで、知らない。ただ「ベロニカは死ぬことにした」という、なんとも無機質だが艶めかしい響きに引き付けられた。中身を見ることもなしに買った。100円だったから、という部分が大きいことは否めないが。

     ある年下の妹のような友人の女性を考えながら読んだ。20~30ページ読み進めながら、この手の海外の作品に触れることはあまりなかったなと感じたのだ。さらりと読みやすい、時代設定も現代で、ただちょっと政治的な文化的な配慮は必要であるが、知らなくても問題はない。人に勧めたい本はあるか、と聞かれたことがあって、難しい質問だなと最近思ったばかりだった。もちろん素晴らしい読書体験は何度もあるが、現代作家にあるような安易に視覚的想像力に訴えるようなものはほとんど知らない。村上春樹や重松清、村上龍なんかはある程度読んだが、決して人に勧めたいとは思わない。そして結局「クリスマスキャロル」とか「星の王子様」とか、言ってしまうのだが、勧められてもどれも退屈だろう。私にとっては素晴らしい作品であっても。

     「ベロニカ・・・」にはそういう意味での期待感があった。現代的な女性主人公、そして退廃的な背景、劇的な運命と内的に進むプロット。それでいて出来事はいたってシンプルである。強烈な何かよりも、シクシクと心をほじくるような痛みがジワリと続く。
     「メメント・モリ」と説教的に言われても、フーンとしか思わない我々かもしれないが、死ぬということは現実問題であって、問題は「生きる」ということだと考えさせられる。心理学的描写がふんだんに使われ、性の問題と深くかかわる形で「生きる」ことが描かれる。ようするにフロイト的な答えが一種の道しるべとしてある。解放である。ブラジル的。束縛、常識、抑圧、虚偽からのそれがメッセージとして転がり込む。
     作品としては面白かった。じっくりと読みたくなる作品であることは間違いない。私にとってだが。しかし人に勧めたいかというと、やっぱり違う。豊かさはまた別問題だと思ってしまう。

    14/6/13

  • パウロ コエーリョにハマったな…と懐かしくて登録してみた

  • ベロニカは自殺する必要性など何もない状態で自殺を図った。彼女にとって自殺はファッションとかかっこいいパフォーマンス程度のものだった。そして生きる必要性も感じていなかった。

    運良く一命を取り留め、精神病院の中で暮らしていくうちに、彼女は生きる意欲を覚え、また彼女に感化された数人の患者も自分の人生を前向きに歩き始める。

    とっても重たいテーマをさらっと描写した作品。気楽に読めたけど、本書の内容を本当に理解するには時間がかかりそうな気がする。

  • 読みづらいがとても面白い作品
    最後の展開が予想外だった
    人によって考え方、捉え方はだいぶ違うのではないだろうか
    作者が言おうとする結論がずばっとは見えなかったがテーマとして面白かった

  • 親にスポイルされた子供のはなし。
    やっぱりロープレぽいので、ロープレは好きだけどこれはダメだった。
    アルケミストのが良かった。

  • ズレは等しくあり、普通とは何か。
    ある種の人生讃歌のようにも感じた。
    人は幸せなほど、憂鬱になる。
    王様と臣民の話は凄く好き。狂ってるとはなんなのか、やりたいことはやるべきだ。

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著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人。ブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、81か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で2億部以上を売り上げた。フランスのレジオンドヌール勲章を受章。ほかにもさまざまな国際的な賞を受賞している。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2018年 『不倫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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