悪魔とプリン嬢 (角川文庫)

制作 : 平尾 香  Paulo Coelho  旦 敬介 
  • 角川書店
3.38
  • (18)
  • (47)
  • (97)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 380
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750062

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 一週間の間で善悪の戦いを引き受け生まれ変わる異邦人とプリン嬢の物語。村の人たちの心変わりする様があまりにも簡単で怖い。異邦人は答えを見つけられないまま村を出ると言ったけど結局人は本質的に悪で、それを抑えるかどうかにかかってるってことなんだな、というのがそのままメッセージなんだろな。私も恐れがなければもっと悪い人になってる気がする、そう考えると怖くなる。『ベロニカは死ぬことにした』のラストは好きでしたが本作の最後はどうにも腑に落ちないのは、私が現実よりも夢を見ていたい心の表れなのかもしれない。結局金か、と。

  • 目先の価値と本質的な価値を混同してしまうと自分を見失ってしまう。すっごく魅力的な外側は大事なものを忘れさせてくれるね。

  • たしか、教訓っぽい話だったような。
    読み返してみようかな⁈

  • 時々いい言葉がある。
    ただコエーリョの中でもっとほかにしっくりくるものがあるのであまり印象に残らない。

    人が善の価値を理解するには悪が姿をあらわす必要がある。

    全ては抑えるかどうかにかかっていた。そして何を選ぶかに。問題はそれだけだった。

  • 「悪」ってのは、突如現われてしまうのか。

    お金に目が眩んで、モノゴトの善し悪しの判断ができなくなって…


    そんな話でした、聖書を読んでいるような(読んだことないけど)気分でした。

    もし、ココロに「悪」が現われてしまったら。

    「悪」を否定するでなく

    そんなときのための「知性」を日頃から備えて生きてゆきたい。

  • 天使と悪魔
    誰しもが持つであろう心の葛藤。

  • 善と悪について。

    特に誰もが所持しているであろう人間の悪について。

    神までも"善"と"悪"を持ち合わせている。

    重要なのはそれを制して、選択するということ。

    善も悪も、それが出来るかというだけの違い。

    キリスト教が好きだという訳じゃないんだけど、パウロ・コエーリョさんの宗教観や雰囲気が好き。

    この作品は読めたけど、途中少し中だるみしちゃった。

    一気に読める作品ではないかも。

  • 人間の善悪について議論をかわすもののなぜ犯罪を犯してはいけないかの理由が結局自分が警察につかまるからってことでちょっと拍子抜け感、

  • 2009.9
    3部作の最後。ほかの2作で、思考の枠組みがわかったので、最初にこれを読むとどうか、わからないが、面白味に欠ける感じがしました。

  • パウロコエーリョの作品はいつも何かを考えさせられるテーマを持って来る様な気がします。
    時には命についてとか、人生についてとか?
    今回は善と悪について、でした。
    その中での悪魔や悪霊の位置づけは個人的に面白いものでした。
    誰しも悪魔に取り憑かれる可能性を持っている、けれどまた天使も心の中でいる、、、ってのは使い古されている物でもありますが、最近あまり見なくなった分余計に新鮮みがあるんじゃないかと。

著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人。ブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、81か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で2億部以上を売り上げた。フランスのレジオンドヌール勲章を受章。ほかにもさまざまな国際的な賞を受賞している。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2018年 『不倫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

悪魔とプリン嬢 (角川文庫)のその他の作品

悪魔とプリン嬢 (角川文庫) Kindle版 悪魔とプリン嬢 (角川文庫) パウロ・コエーリョ
悪魔とプリン嬢 単行本 悪魔とプリン嬢 パウロ・コエーリョ

パウロ・コエーリョの作品

ツイートする