- 角川書店 (2009年2月25日発売)
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感想 : 13件
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784042750086
作品紹介・あらすじ
満ち足りた生活を捨てて突然姿を消した妻。彼女は誘拐されたのか、単に結婚生活に飽きたのか。答えを求め、欧州から中央アジアの砂漠へ、作家の魂の彷徨がはじまった。コエーリョの半自伝的小説。
AIがまとめたこの本の要点
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みんなの感想まとめ
失踪した妻を探し求める作家の旅を描いた物語で、真実の愛や生きる意味を探求する深いテーマが織り込まれています。作家は、彼の元を去った妻を象徴する「ザーヒル」に囚われながらも、聖なる存在と交信できる不思議...
感想・レビュー・書評
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失踪した妻を探し求め、真実の愛へとたどり着くある作家の話。『ザーヒル』とは、盲目的に意識が囚われてしまう存在のこと。この作家にとってのザーヒルは、彼の元を去った妻であった。しかし聖なる存在と交信できるという不思議な青年と出会うことによって、彼の心はだんだんと浄化されていく。コエーリョも経験したという宗教儀式や巡礼などがこの話の大事な骨格になっている。そのため、内容的にはすぐには受け入れがたい部分もあるが、著者独特の冒険仕立てのストーリーがこの話のスパイスとなっていると思われる。
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4
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いつものパウロ節はきいているけれど、ちょっと長くて発散的。なので「ベロニカは死ぬ事にした」か「11分間」、「ブリーダ」のほうがおすすめ
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死と対面しながら、生きていく事。
ちょうど読んでいる時に
スティブジョブズが亡くなって、より考えさせられた。 -
愛した女性とジャンヌダルク。セックスと神。小説と小説家。世界の終わりと世界の終わりみたいなところ。アルメニアとパリ。物語とエネルギー。
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失踪した妻を探す主人公の物語。切なさが残る感じである。夫婦の溝がちょっとずつ深くなっていることに気がつかなかった主人公。妻の心の痛みに同感した。
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今までのパウロ・コエーリョの本の中で、読み終わるのに一番時間が掛かったし辛かった。一緒に右往左往して、悩んで考えて、どんづまりからでも突き抜ける事はできると感じられたので、読後感は良い。慰めのようなハッピーエンドではない所に安心もできた。
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著者の自伝的小説。本人を想起させるキャラクターを設定することによって、リアリティを創出。
カザフスタンのテングルという文化は興味深いものがあり、「神はステップのどこにでもいる」という宗教観と、「来歴(ザーヒル)から解放されるために、来歴を語る」という野心的な試みは、何かしらの示唆を与えてくれる。 -
「11分間」と併せて同時読み中。
テーマは同じでも味付けが違う。
読みかけでどこへいったーーー -
蔵さんから借りた1冊。
わかったような。わからないような。
振り返り・反省・納得・自己分析。
場面々々で心に刺さったり染みたり。
待つこと・・・
それは、永遠のテーマ。
どう待つのがベストなのか。
そもそも待つことがベストなのか。。。
自分と向き合うことは実は一番難しい。 -
愛の形について。知らずに染み付いているあらゆる枠を、とりはずしたい。
そうしてどんどん自由になれる。 希望がわく。 -
美しい物語です。
著者プロフィール
パウロ・コエーリョの作品
