ポルトベーロの魔女 (角川文庫)

制作 : 武田 千香 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.19
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本棚登録 : 122
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750093

作品紹介・あらすじ

ルーマニアで生まれロンドンで育ったミステリアスな女性、アテナ。やがて"ポルトベーロの魔女"と呼ばれるようになるアテナの驚くべき半生が、彼女をよく知る人々、或いは、よく知っていると思っているだけの人人によって描かれていく。悪女なのか犠牲者なのか。詐欺師なのか伝道師なのか。実在の女性なのか架空の存在なのか。夢を追いかけて生きるアテナの日々をスピリチュアルに綴る、パウロ・コエーリョの最高傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 『アルケミスト』を読んでおおー!っと思いそのあと固め読みしたパウロ・コエーリョの作品を久しぶりに読んでみた。個人的にはあまりピンとこなかったのですが、帯には「最高傑作」の文字。巻末の解説を読んだらその理由が少しわかるような気がしました。
    ストーリーはあまりなくて、既に起こってしまった事件について、関係者が順番に自分が体験したことを話すという、『壬生義士伝』方式というか『告白』方式を取っていますが、その2作とは違って何人かの語り手の話が細切れに少しずつ入れ子になっています。表現するのがむつかしいですが、特定の教義や宗教ではなくて信仰心とか、古代からの知恵とか、自然の偉大さとか、一人の人間の小ささとか、に興味のある人には、通ずるところのある作品だと思います。他のパウロ・コエーリョ作品にも通じるテーマです。タイトルから勝手にドラマチックなお話を想像してしまい、読んだらまったく性質の違う作品で自分の勘違い思い込みのせいで肩透かしをくらってしまった感じです。年を重ねる折々に読み返したらその時々で違う感じ方をするかも、と思いました。

  • 3

  • 読みごたえのある作品。ときどき胸に刻みたい言葉が出てくるけど、物語を進めていくうちにわすれてしまうのが惜しい…

    アテナ本人の口からはそれほど語られないのに、アテナの人生が追えてて不思議。言ってることがわからないところがあっても、それなりに楽しめる。

  • 1人の女の人の目線で様々な人の証言をみていくおもしろい視点の話。
    宗教色が濃くて途中ダレるけど、読み終わるとすっきりする。

  • 証言者の目線である1人の女性が語られる文体は秀逸。最後の展開も秀逸。でもアルケミストのような感動とかはないかなぁ…正直、途中ちょっと疲れたとこもある。でも面白かった。

  • アルケミストはスピリチュアルなおとぎ話のようだったが、これはスピリチュアル・モダンワールド版のような感じ。自分のスピリチュアルの概念と通じるところがあると思いながらも、最期まで主人公がイマイチ好きになれなかった。でも第三者の目をとおしてかかれているので、実はリアルなのかなとも。

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著者プロフィール

1947年ブラジル生まれ。世界中を旅しながら執筆活動を続ける。主な作品に『アルケミスト』『ベロニカは死ぬことにした』

「2018年 『ザ・スパイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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