ガンスリンガー―暗黒の塔〈1〉 (角川文庫)

制作 : 西口 司郎  Stephen King  池 央耿 
  • 角川書店 (1998年9月22日発売)
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  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042782018

ガンスリンガー―暗黒の塔〈1〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • スティーブン・キングの全ての作品世界を包括する集大作。
    その大長編の一作目。

  • 全七巻。スティーヴン・キングの他の作品のほとんどがこの物語に収束していく。呪われた町やスタンド、アトランティスのこころなどなど。
    全ての中心にある暗黒の塔への、ガンスリンガーの旅。
    現代アメリカへの干渉あり、滅びた文明社会の遺産との戦いあり、呪いや魔法との戦いありと、あらゆる世界を通過して暗黒の塔に至ろうとするガンスリンガー一行の戦いを描いたダーク・ファンタジーの傑作。

  • 壮大なるファンタジー。引きずり込まれるように虜になった事を覚えている。シリーズを読破した時の寂しさは、切なく戦慄する終わりにあまりに似つかわしすぎて言いしれない。
    ローランドは一体どれだけの業の深い前世を持って生まれたのか…悲しい終わりにいくつかの人生の交差が少しだけ報われた。

  •  スティーブン・キング著「ダーク・タワーシリーズ」。7部構成で第1部であるガンスリンガーはシリーズの中では序章にあたる作品。
     私たちが存在する世界とは異なる、パラレルワールドが舞台となるダークファンタジー小説だ。主人公は一族で最後のガンスリンガー(拳銃使い)であるローランド。今作では、このガンスリンガーがパラレルワールドである砂漠や西部劇のような奇妙な世界を旅することになる。旅の目的は一族を滅ぼした仇である黒衣の男を追うことであり、世界を繋ぐといわれるダークタワーに到達することである。この作品では西部劇に登場するようなタルの町、砂漠の中の宿、山中、洞窟といった場所を遷移していく。キャラクターがいずれも狂気に支配されており、起こる事象も不条理でしかない。そうした世界を旅するためストーリーも陰惨である。ダークファンタジーというジャンルを読んだことが無かったが読んだ後に納得してしまった。本作では私たちが存在する世界のニューヨークからジェイクという少年が、この世界へ迷い込みガンスリンガーと旅を共にすることになる。場面の合間にローランドの回想が入る。話が進むにつれローランドの一族や旅をするに至る背景が浮き彫りになる。文頭にも書いた通りダーク・タワーシリーズの序章にあたる作品であるため、ほとんどが次作に続くための導火線のようだ。世界観の紹介とガンスリンガーの素性を述べるための作品という印象が強かった。読み終えても大した面白みも感じられず、意図をつかめなかった。その半面で読書を酔わせる厨二病のような表現やリズム感はキングならではと舌を巻くほど。Amazonのレビューを読むと3巻から面白くなるようだ。それまで楽しみにしておくとしよう。
     またこのダーク・タワーシリーズはキングが大学生の頃より構想を温めた作品でもある。キング自身が死ぬまでに完結するかわからないと発言したライフワークでもある。初版はアメリカで刊行されたのだが、キング自身、あまりにも内容がマニアックであったため売れるとは思わず大手の出版社と契約をしなかった。先にも書いたように魔法あり、宇宙や科学、テクノロジーあり、西部劇のような世界観もありといったSF、ファンタジー、ウェスタンが混ざった非常にマニアックで奇妙な世界設定だ。発刊された当時は比較的小さな出版社と契約したため、ごく一部のキングフリークしか手にすることができなかったようだ。しかしマニアの間で噂が噂を呼び売り切れが相次ぐことになる。結果、増刷に増刷を重ねる結果となった。現行では2006年に7部まで刊行されており完結している。とりあえず次作に期待したい。

  • 新潮版より角川版の方が好きです。

  • ローランド4年くらい私の頭の中に、いつもいた。

  • 1冊目が面白くないような面白いような

  • 退屈で単調なんだけど結構エキサイティングで不思議です。書き直したトコがあるそうで、初期にでてたのよりコッチのが読みやすかった。

  • 新潮から新しく刊行された新訳シリーズを読む前に、旧訳の再読から。キングのライフワークたる大作ファンタジーの第一作、若さ溢れる純粋ファンタジーらしい生硬な文章がキング作品として新鮮。池氏による旧訳も作品の雰囲気とマッチする硬さがあり、キング邦訳作品としても新鮮。(2006/5/17読了)

  • 最近文庫で改訂版が出たが、やっぱり最初に読んだこっちの方がなじみ深い。
    キングらしからぬ重厚で華美な文体も好きだったりする。

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