- Amazon.co.jp ・本 (588ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042782025
感想・レビュー・書評
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キングの作品しか読んでないけど
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原題は、THE VAMPIRE OMNIBUS とあるので、吸血鬼モノのオムニバス、アンソロジーということになるのだろう。
例によって、やはり読んだのは、スティーヴン・キングの「新・死霊伝説」のみ。
この短編は、ジェルサレムズ・ロット(セイレムズ・ロット)という吸血鬼がはびこる町を舞台にしたキングの「呪われた町」の続編。
「呪われた町」はキングの初期の傑作で、映画(「死霊伝説」)は駄作だけど、小説は素晴らしい。
その、続編。
いわゆる外伝みたいなものだけど、小編ながらも、「呪われた町」の世界観が良く表れている。
映像にすると多分ものすごく滑稽になってしまうんだろうけど、キングの文章にかかると、圧倒的なリアリティに戦慄してしまう。
そして、余韻に浸ってしまう。
「呪われた町」を読み返したくなってしまった。 -
オーソドックスなヴァンパイア・アンソロジー。実は以前読んでいるのだが、どさくさで手放していたので再購入。
ブラム・ストーカーによる永遠の傑作「吸血鬼ドラキュラ」を軸として、それ以前の吸血鬼もの、映画作品の抄録、そして近年の新たな形の吸血鬼作品…の三章に分けて紹介している。
「人間の生血を吸う不死者」という存在が怪奇/ホラーの創作の分野においていかに魅力的なモチーフであるかということ、そしてストーカーによって創造された「伯爵」がいかにホラー界で大きな存在であるかということを、改めて理解させられる一冊。その意味では、編者ヘイニングの、ストーカーへのトリビュートと考えてもいいのかも。 -
ヴァンパイアが活躍する物語はカーミラやドラキュラだけじゃない!
それを教えてくれる本です。
書籍化されていない古い投稿作品なども収録されていて、大変価値のある一冊だと思います。 -
10/25読了
全訳ではないので、ちょっとわかりにくいものもあった。
ヴァンパイア・コレクションなので「十月の西」よりはエナー叔父さんの話のほうがよかったのでは? -
吸血鬼の短編小説(21篇)
様々なタイプの吸血鬼像が面白い。 -
スティーブン・キング、アン・ライス、ウディ・アレン、レイ・ブラッドベリなど全部で21篇の小説が収録されています。従来どおりのイメージそのままな吸血鬼あり、そうでない吸血鬼あり。怖い話あり、笑い話あり、です。