- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042791034
作品紹介・あらすじ
大富豪ストーンの娘デズレイが死体で発見された。逮捕されたのはジェイ――私に探偵の技術を教えた人生の師だった。彼になにが起きたのか。そして混乱する私の前に、死んだはずの女デズレイが現れて……。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
パトリック&アンジーシリーズ三作目。感想としては、どっちもどっち。勝手にやってくれという感じでした。ジェイがすごく素敵なので、前作とかにも出てくればよかったのになどと思った。
-
パトリック&アンジーシリーズ第3弾。
前作でまたもや心と体に傷を負ったふたりに、大金持ちの老人が娘を探して欲しいと依頼をしてくる。ただしその依頼人のやり方は、ふたりを街で誘拐して椅子に縛り付けて話をするというやり方で、パトリックもアンジーも気に入らないと思っていた。
それでも引き受けたのは、老人の娘を失った悲しみにシンパシーを感じたからだった。
いつもふたりを助け、ストーリーに花を添えるブッバは今回は刑務所にいるために一回お休み。
その代わり、パトリックの探偵の師匠、ジェイ・ベッカーが出てきて物語にアクセントをつけている。
もちろんレヘインのこと、ただの娘探しというだけではない。
実は、実は、実は、と読者をいい意味で裏切っていく。まあ最終的に悪いヤツは? というところは案外すぐに判明しているのだが、ではそいつをふたりがどうやって追い詰めていくのか、というのがこのシリーズの醍醐味なのかもしれない。
ラストシーンは、それもあり? というようなすごいことになっているが、シリーズ通してふたりの心の傷が少ない、唯一の作品かもしれない。 -
★粗筋★
余命幾ばくもない大富豪の老人から行方不明になった娘を探してほしいという依頼を受けたパトリック。
危険な宗教団体や恩師である探偵とその事務所など多くの人の口から出てくる嘘。探し回るパトリックとアンジーを数々の危険が押し迫る。難解に入り組んだ事件の真相は??
事件をもっと面白くできたんやないかなー。宗教団体のところでもっと深く突っ込んだ話ていうのも読んでみたい気持ちがしました。 -
悪の造形がありがちで、もうひとつ盛り上がらず…それとディランの「寂しき四番街」は曲のタイトルで、アルバムじゃないぞ。
-
前作を読んでいないので流れが読めていないのだけど、退廃的に始まって、人間のどろどろしたところを見せ付けられて終わった作品。
コレでもかと言うぐらい善悪がひっくり返って、結末が想像できない。
誰が生き残るのかが見えず、その不安定さは主役二人の人間関係も例外ではない。読んでいてとにかく不安定に思える作品。
前作を読むとまた感じ方が違うのかな。
シリーズを最初から読んだら全然違ったよ。
すげー面白い。
のめりこむように読んだ。 -
レヘインのシリーズ
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4042791034/ieiriblog-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4042791034.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4042791034/ieiriblog-22" target="_blank">穢れしものに祝福を</a></div><div class="booklog-pub">デニス レヘイン, Dennis Lehane, 鎌田 三平 / 角川書店(2000/12)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:317,623位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/3.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4042791034/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/suzy/asin/4042791034" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>