双生の荒鷲 (角川文庫 ヒ 7-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042795018

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  • 老作家と妻は、旅行中嵐に遭い、イギリスの小さな漁村に避難した。宿の老主人は、妻の持っていた飛行服姿のテディベアを見て心底驚く。そして懐かしげにゆっくりと昔を語り始めた…。第二次大戦時、そのテディベアは英空軍で活躍したハリー・ケルソーという希代の天才飛行士と共に空を飛んでいたという。しかし、その名は国家機密保護法によって、ずっと秘されていたというのだ。さらに驚くことに、ハリーには敵国ドイツ空軍で活躍したマックスという双子の兄がいたらしいのだが…。敵味方に分かれて大空を翔けた二人の試練と悲劇―運命を超えた兄弟の絆を描く、ヒギンズ大復活の本格航空冒険小説。

    なぜか未読だったヒギンズ作品。雰囲気だけでもう十分であった。

  • 第二次世界大戦を舞台にした航空冒険小説。イギリス空軍の天才飛行士・ハリー・ケルソーには、敵国ドイツ空軍にマックスという双子の兄がいた…。
    歴史に翻弄される数奇な運命の中、戦闘機乗りとしての誇りを忘れない双子が魅力的。その生き様がとにかく素敵。
    ラストの一捻りや小道具としてのテディベア・タークィンの使い方もウマイね。

  • この作品からヒギンズ作品の独占翻訳権がハヤカワから角川書店に移りました。僕はハヤカワ文庫NVの生頼範義氏のカバーイラストが好きなのですが、角川に移籍してからは安っぽいカバーデザインになってしまったのが残念。

  • まあまあの面白さ。脇役にもう少し魅力のある人物、たとえばその人の出てくるシーンだけ読み返したくなるような人がいたとき、その本が面白かったと思うような人間なので。

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