- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042797012
感想・レビュー・書評
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イノトモさんのおすすめ。
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人間の生き方について
人間の力について考える心地よい時間をくれる本。
人生に迷った今
再び手に取り読んでいる。 -
ネパールで知り合った友が「すごく面白いから」と言って貸してくれた本。その友も他の人から「この本いいよ」とすすめられて読んだのだそうだ。そうやって口伝てで着々と広まっている本です。
作者がアボリジニたちと一緒に、何の荷物も持たずにオーストラリアの砂漠を120日間渡り歩く物語。アボリジニたちは超能力(あるいは潜在能力)により、水も食べ物も手に入れます。フィクションなのですが、「ひょっとしたらこんなこともあるのでなはないか」と思わせます。
最後のほうが村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のエピソードにとてもよく似ています。読み比べてみると面白いかもしれません。 -
著者のマルロ・モーガンが120日間のアボリジニ部族とともに砂漠を歩いた旅の記録です。
《あなたがた読者にひとつだけ言いたいことがあります。楽しければそれでいいじゃないかと
いう人々もいます。あなたがそのひとりなら、どうぞ本書を楽しんで読み、いいパフォーマン
スを見たあとのように立ち去ってください。あなたにとってこれは純粋なフィクションであ
り、本代に見合う元はとれるはずです。
それとは逆に、あなたがここに書かれたメッセージに耳を傾けるタイプなら、それはあなたの
心に強くひびくでしょう。》とあります。
著者の書かれているとおり、フィクションとして読んでも充分に楽しめます。
しかし、現在の堕落した私たちの文明に対する警告として読むと衝撃の内容です。
あなたは、読み終わった後、どのような感想をもつのでしょうか?
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なんか瞑想しているような気持ちにさせる本
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本日読み終えたばかりです。確かに物質だけではないよね…と今さらながら思いました。
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オーストラリアのアボリジニと旅をともにした、アメリカ女性の旅行記。
文明に染まった僕には、とてもできる旅行じゃないと思うが、でもなぜか強く引かれるものは感じる。それは、自然界と離れてしまった人間の所在のなさから来るものなのだろうか。
個人的には14「トーテム」の章が大好き。 -
すばらしい本です。 作者自身の体験が書かれているのですが、感動に満ちています。また 同時に 現在社会の深刻な問題など分かりやすく書かれている分、怖くなる事も。それでも 一度は 読んでみてほしいと たくさんの人に奨めたい一冊です。