完訳グリム童話I さようなら魔法使いのお婆さん (角川文庫 ク 11-1)
- KADOKAWA (1999年6月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042822011
作品紹介・あらすじ
毒リンゴの罠に陥りながらも、息を吹き返した雪姫。しかし物語は、めでたしめでたしでは終わらなかった。グリム兄弟の手によって幾度も改訂された後に、ついにできあがった完全版を初完訳で刊行。
感想・レビュー・書評
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サブとして長い時間掛けて読んだ。
古典を読みたかったことと、ディズニー映画原作を改めて読んでみかったことが手に取った切っ掛け。
寓話であったり笑い話であったり、ちょっと空いた時間に読むには最適だった。
他の童話や日本の昔話との類似性を解説されており、その点も面白い。
ディズニー映画の原作は、この巻では4つ収録。他にも短編アニメになっているものもあるかも知れない。
野ぢしゃ=ラプンツェル
灰かぶり=シンデレラ
いばら姫=眠りの森の美女(オーロラ姫)
雪姫=白雪姫
あとは落語の「死神」の原案という噂の「名付け親の死神」も収録されている。これは「落語ディーパー」で知った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グリム童話、原作を読んだのは初めて。絵本で見たり色々なモチーフの形で親しんできたけれど、ラプンツェルやルンペルシュツルツキンといった有名どころを読み逃していた作品やこの本で初めて知った作品を読めたのは満足。作品毎の解説で日本の童話との関連性について触れられており興味深く読めました。ただ物語の構成の説明が少々分かりにくく、一部整合性が取れてなかったりするのが残念でした。
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好きあらば研究したいと常々思っている
でも範囲広いので読むだけにしておく。そんな感じ(笑) -
080914(n 080920)
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なかなか興味深い。ラプンツェルがとても好きです。ぞっとしたい男はなんだか苦手です。
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ラプンツェルとか語呂がいい
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全3巻