歓喜の島 (角川文庫)

制作 : Don Winslow  後藤 由季子 
  • 角川書店
3.22
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本棚登録 : 141
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042823025

感想・レビュー・書評

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  • うーん。話自体微妙だったなぁ。多分作家との相性。表現が回りくどいとは思わんかったけど、肝心のストーリー本筋が微妙だった。他は読まない。たぶん。

  • この作者の常だが、登場人物が多い。
    最終的に重要なのは少なくなるが、登場人物が多いことでストーリーに深みが出るかといったらそうではない。
    結局シンプルなんだなと思った。
    主人公の父親の人生訓は面白かった。

  • 「ニール・ケリー」シリーズは大好きなんだけど、これは合わなかった。なんでだろう。

  • こんなにジャズが似合うサスペンスは、
    映画「死刑台へのエレベーター」以来か。
    もちろん、マルのほうです。

    本物の(元)スパイが主人公なのにニール・ケアリーのシリーズのような、
    斜に構えた世の中を見ていない主人公が心地よい。

    それの、1950年代のアメリカという時代のせい?
    でも、ニールの方がなんとなく好きな私は少し疲れてる?(苦笑)

  • ニールシリーズにウォルターが出てきて、あまりの印象の違いに驚いてこの作品を再読してみた。
    どうもこの作品は登場人物に魅力がなくて、暫くぶりの名前が出てくるたびに見返しの人物紹介や、ずっと前に読んだページに戻ったりでなかなか先に進まなかった。
    とにかく文章が冗長で平淡で、読み難い事この上ない。
    事件が起こるまでの展開が遅すぎて退屈。特にアメフトシーンは自分に馴染みがないこともあって、退屈に輪をかけてくれる。
    で、前半部のこの長いエピソード群がキャラに深みを全く与えていないのが、もう致命的。書き様によっては読者を話しにぐっと惹き付ける効果があっただろうに、残念だ。
    事件が起こってからも、あまり盛り上がらずに終わってしまった感は否めない。
    ウォルター、それでいいの?あんたの彼女の過去は綺麗になったけど、肝心の本人の中身の問題はそのままじゃない。とつっこみを入れたくなってしまうし。やっぱり雰囲気だけで終わっちゃいかんよなぁ。
    この本のよかった点を上げれば、翻訳者によって作品の質が左右されるということを改めて思い知ったところ。出版社もそれをわかったのか、この本以後ウィンズロウは東江氏が一手に引き受けているようだ。
    自分も、初見後は東江氏が訳したミステリを貪る様に読んだっけ。
    この本を東江氏が訳していたら、どんな作品になっていたか見てみたかったような気がする。

    • カレンさん
      こんにちは。
      ニールシリーズを読んで以来、先日読んだ「サトリ」に感動したので、さかのぼってウインズロウを読んでみようと思って、手に取った本...
      こんにちは。
      ニールシリーズを読んで以来、先日読んだ「サトリ」に感動したので、さかのぼってウインズロウを読んでみようと思って、手に取った本作ですが、なんだかページを繰る手が進まないので、みなさんの感想を参考にさせてもらおうとのぞきに来ました。
      kumanecoさんの感想たいへん参考になりました。私も訳者を見て女性?と思ったんです。
      これはパスして次いきたいと思います。
      2011/10/20
    • kumanecoさん
      >T-カレン 様
      ウィンズロウの作品の中で私的にはこれが一番評価が低いです。
      ニール・ケアリーシリーズはもちろんですが、『カルフォルニア...
      >T-カレン 様
      ウィンズロウの作品の中で私的にはこれが一番評価が低いです。
      ニール・ケアリーシリーズはもちろんですが、『カルフォルニアの炎』がお薦めです。
      2011/10/22
  • 後半のスリリングな展開にドキドキしながら一気読み。「手に汗握る」って、こういうことを言うのよねえ。むふふ。

  • いいんだけど、途中延々と続くアメフトの試合描写はアメフトに興味も知識もない人間にはかなり苦痛。

  • 時は1958年の冬。始まりはラブストーリー。スパイ稼業に嫌気が差したウォルターはCIAを退職、恋人のジャズシンガー、アンとともに真冬のマンハッタンに帰る。でも、男は毎夜悪夢にうなされる。自分が放り出してきた過去が、彼の夢をさいなむのだ。
    中盤はエスピオナージ。ウォルターはJFKを想起させる若手政治家のスキャンダルに巻き込まれ、その中である女が死ぬ。それによって物語は大きく動き始め、彼は置いてきたはずの過去に対峙することとなる。秘密が明かされ、傷付いた彼は決断を迫られる。
    終局はウィンズロウの真骨頂。397頁から始まる緊張感は、焦りや迷走すら名人の筆にかかれば快楽なのだということを教えてくれる。逃げるのは一人の元スパイ。協力者は気のいいドアマン、古馴染みのやくざ、そしてアル中の小説家。追うのはフーバー率いるFBI、殺人事件を追う警察、スキャンダルを恐れる政治家、そしてもう一つ謎の組織。危険な駆引によって彼が守ろうとしているのは何なのか?クリスマスから大晦日までの光り輝くニューヨークの描写が美しい。 ★一個減の理由は、中盤の長く続くアメフトの描写に退屈してしまったため。「小説への愛が薄いんじゃなくて、アメフトへの無知のほうが濃い」。

  • 雰囲気が良く出ており、読後感が非常に良い作品。
    何度でも読みたい、そんな気にさせてくれる一冊です。
    エンターテイメントとしては「カリフォルニアの炎」ですが、小説としての出来はこちらに軍配を上げたいと思います。
    オススメです。

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著者プロフィール

ニューヨークをはじめとする全米各地やロンドンで私立探偵として働き、法律事務所や保険会社のコンサルタントとして15年以上の経験を持つ。

「2016年 『ザ・カルテル 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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