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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784042836018
感想・レビュー・書評
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最近見ているエジプト関連のYouTubeや書籍でオススメされていたので手に取ってみました。
大王と謳われるラムセス2世の生涯を扱ったもので、一巻は父であるセティ1世に後継者と目されるも兄のシュナルと対立する様子が描かれてます。読んだ感じ同母らしいのに兄姉とラムセスとの違いが凄すぎる。。ラムセスの素晴らしさを語るには兄姉はレベル低めに書いた方がよいのか。。父王であるセティ1世は砂漠で水を湧かせるしやることなすこと神がかっててすごい。ファラオとはそういうものなのか。
と、ちょっと、あれれと思うところもありますが概ね面白いです。が、女性の描かれ方が雑なのか、男性にしなを作るタイプか物凄い優秀だけど人間味感じないかどっちか両極端タイプしか出てこないです。古代エジプトだからそういうものなのか、著者先生の女性観なのか。二巻目以降、変化出てくると嬉しいです。
そしてご存じの方も多いと思いますが、何と3月にラムセス大王展が来るそうです!サイトを見るとかつてのツタンカーメン展に匹敵するくらいすごいものが来るとか。ツタンカーメン展はリアルでは勿論知らないですが、テレビの昔のニュースでよく見るので、それに匹敵するとはすごく楽しみです。これは絶対に最後までキチンと読んだ上でラムセス大王展に行こうと思います!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本史好きなわたしが、とうとう時代も海もこえて古代エジプトへ。
壮大で、日本とは違う景色がひろがって、違う世界に行ける、読書ってこうでなきゃ!
もちろんストーリーも◎
スピード感もいい。洋書独特の微妙に伝わりにくいニュアンスが全然なくてとても読みやすい!
セティ王からの跡継ぎ、要はお家騒動がザワザワしたりハラハラしたり爽快だったり、ラムセスのことを素直に応援したくなる。とても好き!笑
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古代エジプトのものを読むのははじめてだけど、面白い!ラムセスがすくすくと真っ直ぐ王への道を歩むのが気持ちいい。
今まで王が血統で決まると、その一族周辺に権力が凝り固まって、多様性が減り、近親交配したり、家族内で殺し合ったり、優秀な無縁の人材が活躍しにくく、よくない面が多いように思っていた。
が、セティ王がラムセスに少しずつ教えた、ファラオの役割(石工のように国を建設すること、神に仕えること)を聞いていると、王への準備が出来て良いかも知れないと思えた。
(ラムセスがセティ王の言うことを喜んで受け取れる素養がある事も大きい)
イシスがラムセスの兄のシェナルをキッパリと振った時、「おもしれー女」と思ってしまった。
トロイア戦争は同時期に起こった事なのは驚いた。
ヘレネは、面倒くせー!
初対面の人に自分の悩みを話すなんて、信じられない。トロイのパリスとのゴタゴタ、詳しく知らないけど、エジプトを巻き込んだ国際問題の火種な気がする。
シェナルは小物で醜い性根の持ち主だ。彼の見ているものは、宮中の陰謀と貴族くらいで、国や国民がまるで見えていない。メネラオスも策謀に長けているらしく、シェナルの一言でむはんを見抜いているのはお見事。
あとがきで、続きの2巻〜5巻のあらすじを載せるのは、勘弁してください。 -
エジプトの歴史が、このような小説に落とし込むことができるほどわかっているものだとは知らなかった。そして、なんとも面白い陰謀の世界なのか。読んでいると、古代エジプトの世界にいるような気持ちになる。
ラムセス、陰謀に囲まれて周りは敵だらけ。次はどうなる? -
古代エジプト王朝のファラオ、ラムセス2世の壮大な成長物語。
歴史物は史実に沿う為に単調になりがち。しかし、旧約聖書で有名なモーゼがラムセスの学友であったり、『イリアス・オデッセイア』の詩人ホメロスと邂逅を重ねる等、時代のまさかを史実のなかに織り込ませながら、魅力的な話になっているのは作者の力によるものでしょう。
ラムセスは途中から一人で戦争に勝ったり、雨を降らせたり、神の様になっていきますが、妻を愛し、友達の事を思い、人を信用しすぎて謀略にかかるという人間的な非常に親しみが持てるファラオでした。
個人的には豪華なジュエリーが多数登場することも面白かったです。中でも金は劣化しないことから「永遠の命」の象徴として度々登場します。今は世情の為、難しいとは思いますが、ラムセスがたてた宮殿の数々を一度はこの目で見たいものです。 -
(2000.12.06読了)(2000.10.14購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
いつの世も、力あるものの人生に安寧は遠い。今を溯ること、3300年、古代エジプト第十九王朝は、王(ファラオ)セティ一世のもと、帝国の再建を目指していた。そして、これもまた世の常、力を巡って、密やかに不穏な策謀が渦を巻き始めていた。王の座を争うのは血肉を分けた実の兄弟、勇猛で情熱的な第二王子のラムセスと狡猾な兄シェナル。熱砂の大地に非情な骨肉の争いの火蓋が切って落とされた。ラムセスに忍び寄る魔の手、降りかかる苛酷な試練…。エジプト史上、最も偉大なファラオと呼ばれたラムセス二世、波瀾万丈の運命の矢がいま、放たれる!世界で一千万人を不眠にさせた絢爛の大河歴史ロマン。 -
面白い!
セティ王の言葉が心を打ちます。
古代エジプトはこんな信念を持っている人が王だったからこんなに高度な文明が発達したのかなと思うほど、小説だけど古代エジプトを想像しながら読むのが楽しかった。
2巻も楽しみ!
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内容
紀元前1300年頃。エジプトのファラオ、セティー1世の次男として生をうけたラムセス2世は、父親に導かれ、険しく危険に満ちたファラオへの道を歩み始める。
古代エジプトを舞台に繰り広げられる、壮大な歴史ロマン。
著者
フランスのベストセラー作家。エッセイスト、エジプト学者。
ソルボンヌ大学で、エジプト学の研究において学位を取得。 -
古代エジプトで2番目に有名なファラオであるラムセス2世の物語。
少年期から青年期までを描き、若くしてファラオになるところまで。
実の兄が王座を奪おうと陰謀に次ぐ陰謀を巡らすが、父ファラオやラムセス自身の不思議な力で逃れる。
悪役とヒーローがわかりやすく、策略も単純明快。回りくどいところもあるが、先が楽しみになる。 -
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この手の歴史小説では、生まれる前から書き始める場合もあるが、この話は主人公ラムセスが10代を迎えてからが描かれる。どこまでが作者の勝手な想像で、どこまでが歴史記録に基づいているのかわからないほど、なんともいえないリアルさがある。モーセを幼馴染にすることで、出エジプトとどう絡ませるのか非常に楽しみである。
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出だしはなかなかいい感じだ。面白くなりそうな予感。オカルト的な部分もあり、多少納得いかない展開もあるが、楽しめる。
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王の責任感の表現が凄い。また、師弟とも言うべき魂の継承の場面の数々も
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全5巻、読了。
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序盤。まだまだ序盤。
これらのキャラクターがこの先どうなるのか楽しみ。
まだ未読の人は解説を読まないほうがいいと思う。
1巻の解説で5巻までのあらすじってどうなんだろう……私にはちょっと微妙だった。 -
エジプトはなんともエキゾチック!
臨場感溢れる冒険物的な面白さ。
パワフルで勝ち抜いていく大王の若き日。 -
2003年2月12日読了
削除 -
古代エジプトで最も偉大なファラオ。なんだけど、英知に富むというより、神秘の力で素敵に統治っていう感じがどうも・・・。ラムセスにも人間的な魅力が感じられず、ストーリーが進まない第1巻が一番ツライ。■ラムセス&ネフェルタリ以外のキャラクターは生き生きとして魅力的。アーシャの死に様に惚れた。■あと、食べ物の描写が異様に細かく面白い。きゅうり、とか。
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2007年7月30日読了。エジプトへ行ってあまりに感動したので読み始めました。
1巻はラムセス?の少年期から即位までのお話。もっとちゃんとした歴史物かと思ってたら、結構ファンタジーが入ってました。それに子供向けとまでは行かないけど、青少年向け?な文体でした。
まぁまぁ面白かったけど、ファンタジー要素がちょっと引っかかったので★三つで。 -
話の内容がちゃんと史実に基づいているか、とかはまぁ無視しても。エジプト好きとしては大満足でした。
クリスチャン・ジャックの作品
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