太陽の王ラムセス〈1〉 (角川文庫)

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感想 : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042836018

作品紹介・あらすじ

いつの世も、力あるものの人生に安寧は遠い。今を溯ること、3300年、古代エジプト第十九王朝は、王(ファラオ)セティ一世のもと、帝国の再建を目指していた。そして、これもまた世の常、力を巡って、密やかに不穏な策謀が渦を巻き始めていた。王の座を争うのは血肉を分けた実の兄弟、勇猛で情熱的な第二王子のラムセスと狡猾な兄シェナル。熱砂の大地に非情な骨肉の争いの火蓋が切って落とされた。ラムセスに忍び寄る魔の手、降りかかる苛酷な試練…。エジプト史上、最も偉大なファラオと呼ばれたラムセス二世、波瀾万丈の運命の矢がいま、放たれる!世界で一千万人を不眠にさせた絢爛の大河歴史ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代に妹からすすめられて夢中になった一冊です。

    古代エジプトの壮大な物語。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    いつの世も、力あるものの人生に安寧は遠い。今を溯ること、3300年、古代エジプト第十九王朝は、王(ファラオ)セティ一世のもと、帝国の再建を目指していた。そして、これもまた世の常、力を巡って、密やかに不穏な策謀が渦を巻き始めていた。王の座を争うのは血肉を分けた実の兄弟、勇猛で情熱的な第二王子のラムセスと狡猾な兄シェナル。熱砂の大地に非情な骨肉の争いの火蓋が切って落とされた。ラムセスに忍び寄る魔の手、降りかかる苛酷な試練…。エジプト史上、最も偉大なファラオと呼ばれたラムセス二世、波瀾万丈の運命の矢がいま、放たれる!世界で一千万人を不眠にさせた絢爛の大河歴史ロマン。

  • 古代エジプトのものを読むのははじめてだけど、面白い!ラムセスがすくすくと真っ直ぐ王への道を歩むのが気持ちいい。
    今まで王が血統で決まると、その一族周辺に権力が凝り固まって、多様性が減り、近親交配したり、家族内で殺し合ったり、優秀な無縁の人材が活躍しにくく、よくない面が多いように思っていた。
    が、セティ王がラムセスに少しずつ教えた、ファラオの役割(石工のように国を建設すること、神に仕えること)を聞いていると、王への準備が出来て良いかも知れないと思えた。
    (ラムセスがセティ王の言うことを喜んで受け取れる素養がある事も大きい)

    イシスがラムセスの兄のシェナルをキッパリと振った時、「おもしれー女」と思ってしまった。

    トロイア戦争は同時期に起こった事なのは驚いた。
    ヘレネは、面倒くせー!
    初対面の人に自分の悩みを話すなんて、信じられない。トロイのパリスとのゴタゴタ、詳しく知らないけど、エジプトを巻き込んだ国際問題の火種な気がする。
    シェナルは小物で醜い性根の持ち主だ。彼の見ているものは、宮中の陰謀と貴族くらいで、国や国民がまるで見えていない。メネラオスも策謀に長けているらしく、シェナルの一言でむはんを見抜いているのはお見事。

    あとがきで、続きの2巻〜5巻のあらすじを載せるのは、勘弁してください。

  • 内容
    紀元前1300年頃。エジプトのファラオ、セティー1世の次男として生をうけたラムセス2世は、父親に導かれ、険しく危険に満ちたファラオへの道を歩み始める。
    古代エジプトを舞台に繰り広げられる、壮大な歴史ロマン。

    著者
    フランスのベストセラー作家。エッセイスト、エジプト学者。
    ソルボンヌ大学で、エジプト学の研究において学位を取得。

  • エジプトの歴史が、このような小説に落とし込むことができるほどわかっているものだとは知らなかった。そして、なんとも面白い陰謀の世界なのか。読んでいると、古代エジプトの世界にいるような気持ちになる。
    ラムセス、陰謀に囲まれて周りは敵だらけ。次はどうなる?

  • 古代エジプトで2番目に有名なファラオであるラムセス2世の物語。
    少年期から青年期までを描き、若くしてファラオになるところまで。
    実の兄が王座を奪おうと陰謀に次ぐ陰謀を巡らすが、父ファラオやラムセス自身の不思議な力で逃れる。
    悪役とヒーローがわかりやすく、策略も単純明快。回りくどいところもあるが、先が楽しみになる。

  • この手の歴史小説では、生まれる前から書き始める場合もあるが、この話は主人公ラムセスが10代を迎えてからが描かれる。どこまでが作者の勝手な想像で、どこまでが歴史記録に基づいているのかわからないほど、なんともいえないリアルさがある。モーセを幼馴染にすることで、出エジプトとどう絡ませるのか非常に楽しみである。

  • 古代エジプト王朝のファラオ、ラムセス2世の壮大な成長物語。

    歴史物は史実に沿う為に単調になりがち。しかし、旧約聖書で有名なモーゼがラムセスの学友であったり、『イリアス・オデッセイア』の詩人ホメロスと邂逅を重ねる等、時代のまさかを史実のなかに織り込ませながら、魅力的な話になっているのは作者の力によるものでしょう。

    ラムセスは途中から一人で戦争に勝ったり、雨を降らせたり、神の様になっていきますが、妻を愛し、友達の事を思い、人を信用しすぎて謀略にかかるという人間的な非常に親しみが持てるファラオでした。

    個人的には豪華なジュエリーが多数登場することも面白かったです。中でも金は劣化しないことから「永遠の命」の象徴として度々登場します。今は世情の為、難しいとは思いますが、ラムセスがたてた宮殿の数々を一度はこの目で見たいものです。

  • (2000.12.06読了)(2000.10.14購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    いつの世も、力あるものの人生に安寧は遠い。今を溯ること、3300年、古代エジプト第十九王朝は、王(ファラオ)セティ一世のもと、帝国の再建を目指していた。そして、これもまた世の常、力を巡って、密やかに不穏な策謀が渦を巻き始めていた。王の座を争うのは血肉を分けた実の兄弟、勇猛で情熱的な第二王子のラムセスと狡猾な兄シェナル。熱砂の大地に非情な骨肉の争いの火蓋が切って落とされた。ラムセスに忍び寄る魔の手、降りかかる苛酷な試練…。エジプト史上、最も偉大なファラオと呼ばれたラムセス二世、波瀾万丈の運命の矢がいま、放たれる!世界で一千万人を不眠にさせた絢爛の大河歴史ロマン。

  • 出だしはなかなかいい感じだ。面白くなりそうな予感。オカルト的な部分もあり、多少納得いかない展開もあるが、楽しめる。

  • 王の責任感の表現が凄い。また、師弟とも言うべき魂の継承の場面の数々も

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