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Amazon.co.jp ・本 (465ページ) / ISBN・EAN: 9784042857013
みんなの感想まとめ
独特なパフォーマンスで観客の感情を引き出した伝説のコメディアン、アンディ・カフマンの評伝が描かれています。彼の右腕であったボブ・ズダムが、映画化に際して封印された逸話を明かし、カフマンの冒険的で過激な...
感想・レビュー・書評
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ジム・キャリー主演の同名の映画を観ているので「映画は観たけど
原作は読んでいなかった」シリーズだと思ったのね。だって、表紙
カバーにも映画のシーンの写真が使われてるし、帯にも封切のお知
らせが書かれていたから。
違ってた。映画の封切に合わせて、アンディに非常に近しい関係に
あったズダムが綴った評伝だった。
実はアンディ・カフマンを知らない。アメリカではかなり有名な
パフォーマーだったようだ。本人を知らなくても映画を観ている
から大丈夫だろうと読み始めたのだが、甘かった。
ジム・キャリーの顔ばかりがちらつくのよ。恐るべし、映像の影響。
映画はかなり脚色されているようだ。ただ、アンディ本人も相当に
突飛にな人物だったようで、観客を退屈させようが怒らせようが
意に介さない。
笑わせることが目的はなかったんじゃないかと思う。彼を見る側の、
すべての感情を引き出す為のパフォーマンスだったのかな。
予定調和なんて糞くらえっ!って思っていたのかもしれない。
35歳の若さで肺がんで亡くなっているのだが、その死さえ周囲の人間
に「またアンディが何か企んでいる」と思わせてしまう。
きっとアンディ・カフマンの芸を知っていれば面白く読めたのだろう
と思う。
しかし、角川書店さん。この売り方はないわぁ。タイトルも映画と同じ
だし、原作だと勘違いさせるわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書は35歳で生涯を閉じた伝説のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記です。彼の右腕とも言うべきボブ・ズムダがカウフマンの生涯の映画化に際して、それまで封印した数々の逸話を披露しています。冒険的で過激、そして計算し尽くされたギリギリの笑いを追求したその姿勢、本当に早すぎた天才の死でしたね。芸に人生をかけた人間の姿の痛々しさ、最後のクライマックスでの壮絶な最期、本当に敬意を表します。いざ日本のお笑いに目を転じると、芸の巧拙に関係なくアイドル並みの人気投票しているのを目にする度、マスコミに都合よいお笑いだけが生き残り、本物の芸が育つ環境があるのか、本書を読んでついそんなことを考えてしまいました。
塩原通緒の作品
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