アーサー王妃物語 (角川文庫)

  • 角川書店 (2000年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (369ページ) / ISBN・EAN: 9784042862017

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  • ソウルメイト・永世に連鎖される魂の絆のお話。信じるか信じないかはあなた次第。しかしお話としても素晴らしく感動的で電車で号泣しました。

  • 20世紀最後の年に出た衝撃のトンデモ電波女一代記! 著者は前世療法を信じていて、自分はグィネヴィアの生まれ変わりだそうです。んで、いままでの伝説はみんな間違ってるから自分が見てきたが真実の物語を伝えるそうです......。<br />
    これだけでかなり萎えますが、この頃出版界でアーサー物不作だったので新刊本定価で買っちまった(ヤバイとわかってたのに)自分にも萎え。<br />
    わたしは前世療法(詳しくは知らないけど)は否定しません。前世が誰だろうと、信じることで本人が癒されるならそれでいい。他人には検証しようのないことだし、本当かどうかなんていう問いもナンセンス。著者も前世療法で癒された一人で、それ自体は良かったです。<br />
    しかし、なんでそこで「いままでの伝説はみんな間違ってるから自分が見てきたが真実の物語を伝える」になるんだよ〜〜!!! 勘弁してくれ。「前世療法のすばらしさを伝える」なら、まあわかるんだがねぇ。<br />
    <br />
    あなたの前世はあなただけの「真実」なんだよ。他人には他人の真実がある。特にアーサー王物なんてネタは1500年前からみんなが自分にとっての「真実」を書いてきたんだよ。それをあっさり否定する著者、あんた何者?? あ、グィネヴィア様でしたっけ〜。<br />
    この本の居心地がわるいもう1つの点は、著者が体験記として書いてるのか、小説として書いてるのか、よくわからないこと。自分が見て体験したことを書くといいながら、自分=グィネヴィア(嫌な女なんだこれが…orz)がいない場面もぽろぽろ書いてあるし、小説としては登場人物途中で消えたり(著者が途中で忘れたとみた)、もうボロボロ。ヘタでも破綻してても小説として書いてあるんなら許すんだが、「今までのが間違ってる、真実はこれ!」って断言したことは、許せんです。<br />
    <br />
    自分にとっての「真実の物語」を人に伝えるってのは、ましてそれを大勢に共有してもらって、みんなにも「真実」って感じてもらうのは、すごーく実力のいる大変なこと。表現者はみんなそのための技を日々磨いている。この著者にはその実力も不足して、努力も感じられなかった。

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