既死感(上) (角川文庫 レ 7-1)

  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042871019

感想・レビュー・書評

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  • 期待していた確実な説明。
    筋道通った展開であっという間に読み終わってしまった。注文時してまだ届かない下巻が恨めしい。
    早く届いてほしい。
    キャスリーン.レイクスのボーンズのシリーズはたくさんあるのに翻訳本は少ないので、あとは洋書たのみ。
    ものによってはキンドルで安く読めそうなのがすくいではある。
    私的には検視官シリーズよりずっと好感を持てた本。
    納得して読みたいお方におすすめ。

  • 海外ドラマ「BONES」原作。
    ドラマとはだいぶ違うけど、楽しい。
    かなりグロイ。
    でも、専門的で、納得。

  • ドラマ「BONES」の原作

    森の中の、苔と湿気と、腐った木や淀んだ水のにおい。
    蝿の羽音、音をたてて這う蛆虫、溶けた白目。
    内臓の色、血肉の変色、過去の被害者、途切れた未来、頭のなかでぐるぐる回っている何か。
    これに×68くらいグロさをまぶした感じ。食事中には不向きな感じ。

    最初はドラマのようなユニークに溢れた話を期待していたのですがそんなことはなく、並び立った血生臭い殺人事件に、主人公は冷静から情熱、ヒステリックへと、悲喜交々から喜びだけを摘出して捨てた感じに翻弄され、一言で言えばリアルそのもの、幻想もピンチにかけつけてくれるようなヒーローもいないなか、主人公のテンペが孤立無援でがむしゃらに駆け回る様子が、先へ先へと読書の欲求を刺激してきて、
    最後、泣きました。
    最後から16行目。
    泣きました。
    こんな救いがあるとは思いもしませんでした。
    まさかの読後感で大変満足です。

  • 未読

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