僕の心臓を盗まないで (角川文庫)

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本棚登録 : 190
感想 : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042872016

感想・レビュー・書評

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  • 時間も忘れてご飯も忘れて一気に読んだ。

  • どっかで似たような話を読んだな。どっちが先かは知らないが。最初の伏線から予想した通りの展開だったけれど、それはそれで良いと思う。でも、それはつまり良くも悪くも自分の中では普通の作品で終わったと言えるのだが。取り上げる内容自体は重い。実際はどうなのかは分からないけれど、冷静に考えてみて、現実もその通りの世の中なのだろうとも思う。人の命は平等ではない。しかし、この物語においてはハッピーエンドで終わってほしかった。本当のハッピーエンドが何かは分からないが、誰も得せずに終わるのはどうか。内容的には普通だったため、後味の悪さだけが残った。
    可哀想…この手の作品で、ただ読者にそう思われ、次の日には忘れられてしまう作品などなんの価値もない。読者に問題を投げかけ、一緒に考える切っ掛けを与えることが出来てこそ、価値がある。そう言う意味では少し弱かったかな。

  • 立ち読みしようと1ページ開いた時に、コレは買いだと思って買ったモノ。心臓移植や安楽死問題などを扱いながらロシアンマフィアと女医が戦います(違

  • 面白かった‼️怖かった‼️臓器移植を巡るサスペンス。医療現場を熟知している著者だからこそ書ける作品で、普通の犯罪小説とはかなり趣が違い、怖さの質が半端ないし、ストーリーテリングも秀逸。この作者の作品をもっと読みたくなった。
    ただ、この邦題はちょっとセンチメンタルに寄せすぎか。原題”Harvest”の素っ気なさの方が怖さが際立つ気がする。元訳『命の収獲』なのだとか。うーんそれでもなぁ〜

  • 本書の表紙は、いつみても新鮮な恐怖を駆り立てる。普通は印象が薄れるものだが、本書はずっと怖い。確か高校時代の数学担当の先生が紹介した本だった。ラストシーンに思わぬ裏切りを受けた、という読後感はなかった。これは初読での感想。今読み直せば、違った感想を持つだろうか。怖くて手に取れないけど。

  • 2015*11*07
    夢中になって読んだ本。

    いろいろな事が悲しすぎた

  • 海外小説は名前が覚えられないので苦手だが、これは人物が多くても読みやすかった。

  • こういう考えさせられる本は好き。印象深い一冊。

  • 人身売買された十一歳の少年と
    腕の立つ若き外科研修医の視点から
    物語は織りなされてゆく。

    タイトルと登場人物から
    オチは大体想像できるけれど、、、
    と思いつつ読んだら予想を超えて
    温かかった。

    とても残忍で救いのない世界が
    これみよがしに広がっているのだけれど
    そのなかでも信じるに値する愛の存在を
    この作者は探り当てようとしているのだと思う。

  •   読み終えた時、鳥肌がたっているのに気がつきました。
    医療サスペンスというものがあるのなら、これはまさにそれです。数々の謎や命を狙われる危険にハラハラしながら読みました。医療という難しい分野を扱っていながら決して飽きさせません。

      そういったサスペンスを味わえる他に、人の生死に対する大きな問いかけをしてきます。移植先進国であるアメリカで、臓器の提供を待つ人は5千人以上います。そしてこれらの人たちは身分や人種に関係なく病状の悪い人から順にリストに載せられます。ここには貧富の差なんてものはありません。何故なら、命の重さはみな平等だから。

      命の重さはみな平等。これは正しいし、そうでなくてはなりません。しかし生死に関わる場面で、自分の大切な人と全く知らない人の命が平等だと思えるでしょうか。2人は助けられない。もし自分次第で大切な人を助けられるとしたら、例え他人を犠牲にしても、例えそれが倫理に人道に法に反することだったとしても、私はそれをしてしまうかもしれない。

      命の重さは本当に、平等なんでしょうか。重い問いかけだと思います。

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