僕の心臓を盗まないで (角川文庫)

制作 : Tess Gerritsen  浅羽 莢子 
  • 角川書店
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本棚登録 : 170
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042872016

感想・レビュー・書評

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  • どっかで似たような話を読んだな。どっちが先かは知らないが。最初の伏線から予想した通りの展開だったけれど、それはそれで良いと思う。でも、それはつまり良くも悪くも自分の中では普通の作品で終わったと言えるのだが。取り上げる内容自体は重い。実際はどうなのかは分からないけれど、冷静に考えてみて、現実もその通りの世の中なのだろうとも思う。人の命は平等ではない。しかし、この物語においてはハッピーエンドで終わってほしかった。本当のハッピーエンドが何かは分からないが、誰も得せずに終わるのはどうか。内容的には普通だったため、後味の悪さだけが残った。
    可哀想…この手の作品で、ただ読者にそう思われ、次の日には忘れられてしまう作品などなんの価値もない。読者に問題を投げかけ、一緒に考える切っ掛けを与えることが出来てこそ、価値がある。そう言う意味では少し弱かったかな。

  • 立ち読みしようと1ページ開いた時に、コレは買いだと思って買ったモノ。心臓移植や安楽死問題などを扱いながらロシアンマフィアと女医が戦います(違

  • 2015*11*07
    夢中になって読んだ本。

    いろいろな事が悲しすぎた

  • 海外小説は名前が覚えられないので苦手だが、これは人物が多くても読みやすかった。

  • こういう考えさせられる本は好き。印象深い一冊。

  • 人身売買された十一歳の少年と
    腕の立つ若き外科研修医の視点から
    物語は織りなされてゆく。

    タイトルと登場人物から
    オチは大体想像できるけれど、、、
    と思いつつ読んだら予想を超えて
    温かかった。

    とても残忍で救いのない世界が
    これみよがしに広がっているのだけれど
    そのなかでも信じるに値する愛の存在を
    この作者は探り当てようとしているのだと思う。

  •   読み終えた時、鳥肌がたっているのに気がつきました。
    医療サスペンスというものがあるのなら、これはまさにそれです。数々の謎や命を狙われる危険にハラハラしながら読みました。医療という難しい分野を扱っていながら決して飽きさせません。

      そういったサスペンスを味わえる他に、人の生死に対する大きな問いかけをしてきます。移植先進国であるアメリカで、臓器の提供を待つ人は5千人以上います。そしてこれらの人たちは身分や人種に関係なく病状の悪い人から順にリストに載せられます。ここには貧富の差なんてものはありません。何故なら、命の重さはみな平等だから。

      命の重さはみな平等。これは正しいし、そうでなくてはなりません。しかし生死に関わる場面で、自分の大切な人と全く知らない人の命が平等だと思えるでしょうか。2人は助けられない。もし自分次第で大切な人を助けられるとしたら、例え他人を犠牲にしても、例えそれが倫理に人道に法に反することだったとしても、私はそれをしてしまうかもしれない。

      命の重さは本当に、平等なんでしょうか。重い問いかけだと思います。

  • モスクワのうらぶれたアパートで体を売って生きる少年、ヤーコフ。客は皆、彼の金髪と決してたじろがない青い瞳に夢中になる。
    そして、彼は十一歳にして既に何もかも経験してしまっていた。ヤーコフには家族もなく、母親の夢などもう何年も見ず、希望もなかった。

    ボストンの大病院で、外科研修医のアビーは苦渋の選択を強いられていた。脳死患者が遺したひとつの心臓。
    移植リストの順番を待つ、保険にすら入っていない貧しい家庭の少年へ与えられるはずだった心臓は土壇場で彼を通り過ぎ、巨万の富を築いた富豪の夫人のもとへ行こうとしていた。

    モスクワのストリートチルドレンとボストンの外科研修医。
    決して交じり合うことのなかった運命が、ある事件を通して重なり、驚愕の結末を迎えるまでを描くサスペンス。
    原題は「HARVEST」。スタンダードに訳すと“収穫”。しかしアメリカでは脳死患者のことをHARVESTと呼び、“移植”のために臓器を採る意味としても使われているとのこと。

  • 臓器売買の話。
    少年は生きたまま「商品」として売られていく。

  • めちゃめちゃオモシロイ
    映画になりそう

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