マイ・アメリカン・ジャーニー“コリン・パウエル自伝”―少年・軍人時代編 (角川文庫)

制作 : Colin L. Powell  Joseph E. Persico  鈴木 主税 
  • 角川書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042874010

作品紹介・あらすじ

ジャマイカ系移民の子としてNYのハーレムに生まれたパウエル。学業が振るわず、いつも優秀な姉と比較されながらも、楽天的で努力家の両親、個性溢れる多くの親戚に囲まれ、明るくのびのびと成長した。が、夢を持たないまま入学した大学で挫折、ふと目にした軍服姿に憧れ、予備役将校訓練隊(ROTC)に参加することとなる-。幸せな結婚、過酷なベトナム戦争、特別研究員として垣間見た政治、ユニークな老兵から学んだ軍事的リーダーシップ。若きパウエルが出会った人々は、当時は想像だにしなかった方法で将来をかたちづくる面々であった-。

感想・レビュー・書評

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  • 2001年(底本1995年)刊。全3巻中の第1。著者は元米国国防総省統合作戦本部長。◆意外に薄い記述だったのは、①黒人の公民権獲得模様。著者自身が若い頃だったからか?。②キューバ危機の準備。一方、従軍したベトナム戦(米国側として)は詳しい。◆割にとんとん拍子で出世しているが、本人の能力は勿論大前提として、大卒であること、ベトナム従軍後、陸軍大学院へ進んだことなどが有利に作用か。◇中でも大学進学の意味。それなりの費用を要したようだが、50年代は黒人(ジャマイカ移民の2、3世)でも貯蓄できたからか。
    それとも祖父母や父母の倹約のおかげ?。◆描写は淡々としている上、民主・共和に対する支持の有り方といった政治的立場、あるいは黒人解放運動などに関しては極めて慎重な物言いに終始。後日、期すものがあったからかもしれないが、余り面白くはない。◆陸軍大学院での研鑽時期まで。

  • こういう人だったんだ。

  • コリン・パウエルの自伝。文庫版上巻は少年時代と純粋に軍人としてのキャリアを歩んでいた時代が語られています。

    後年、パウエル・ドクトリンと呼ばれる考えが生まれる原体験にあたる出来事はこの時期(特にヴェトナム戦争)に多くを負っている、というのが明確に印象付けられます。

    この本の中でパウエルは「昔と違い今の軍隊は多くが改善されている、ヴェトナム時代とは違うんだ」ということを繰り返し述べていますが、その繰り返し自体がヴェトナムの影響の大きさを物語っており、その挫折と戦っているのだと感じました。

  • コリン・パウエルのルール(自戒13か条)

    1.何事も思っているほどは悪くない。朝になれば状況は良くなっている。

    2.まず怒れ、そしてその怒りを乗り越えよ。

    3.自分の地位とエゴを同化させてはならない。でないと、立場が悪くなったとき、自分も一緒に落ちていく。

    4.やればできる。

    5.選択には細心の注意を払え。それが現実になるかもしれない。

    6.良い決断をしたら、それをくじくような事実にも挫折してはならない。

    7.誰かのかわりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきではない。

    8.小さいことを検証(チェック=点検)せよ。

    9.成果(手柄)を独り占めするな。

    10.常に冷静に、かつ親切であれ。

    11.ビジョン(将来の見通し。未来像)をもち、自分に対してより多くを求めよ。

    12.恐怖心にかられて悲観論者のいうことに耳を傾けるな。

    13.常に楽観的であれば、力は何倍にもなる。

    http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/pauerururu.htm より

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