ペルシアの彼方へ〈上〉―千年医師物語1 (角川文庫)

制作 : やまもと ちかひと  Noah Gordon  竹内 さなみ 
  • 角川書店 (2001年6月22日発売)
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  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042881018

ペルシアの彼方へ〈上〉―千年医師物語1 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • スコットランド、中東を舞台にしたスケールの大きな物語。若い少年が使命を持ち、医学を極めていく。つい自分もこんな生き方ができたらと夢描くストーリー。

  • 文体がストレート、見たまま、感じたまま、それも新鮮で引き込まれます。貧しい一家がバラバラになっていく様子から始まり、悲哀を乗りこえる姿に共感

  • 再読。
    面白い!すばらしいです!
    千年医師物語、三部作の一作目。
    これが一番濃い。
    珍しい中世のイギリスが舞台。
    しかもこの職業というのが…医師の仕事の進歩と変遷を描いていくのです。
    2作目、3作目は同じ家系の医師が主人公で、時代がずっと進みます。

    貧しい一家のけなげな長男が主人公。
    母親は教育を受けた女性だったが、大工と恋に落ちて結婚。浮気な夫だが、それでも農場を出たことには満足していた。
    だが親たちを亡くして、子供達はばらばらに。大工のギルドが葬儀はしっかり行い、落ち着き先の紹介も行った。

    長男のロブ・Jは、外科医兼理髪師の弟子に。
    当時は外科医、内科医の下に、こういう存在が成り立ったのです。
    医学というほどのものでなく、鋏をふるう職業として共通したとは。
    しかも旅回り。
    医者などいないような町の広場に箱を置いて立ち、なんと手品など芸をして客の気をひいてから、仕事をとっていたんですね。
    誰にでもそう呼ばれているからと、弟子にも名前ではなく職業で「床屋さん(バーバー)」と呼ばせる。
    じつは彼も孤児で、身元を探られたくない事情があった…

    ヴァイキングに襲われると、なすすべもなかったイギリスの民。
    ついにデーン人の王クヌートを戴くことにもなった、そんな時代。
    このクヌート王は意外に善政をしいて、人気だったとか。

    いつか兄弟に再会することを夢見ながら、成長していくロブ・J。
    当時のイギリスは決して先進国ではなく、医療は遅れていた。
    はるか東方へ学びに出ることを決意するロブ。
    キリスト教徒としてはとてもペルシアに入れないので、ユダヤ人のふりをすることにするとは。

    東方へ向かうキャラバンで、スコットランドから羊の買い付けに来ているという農場主の父娘と出会う。
    娘のメアリ・カレンと惹かれ合うが…?!
    情熱と努力の物語。異国情緒も溢れ、冒険旅行記としても迫力。

    時代は荒っぽいけれど~
    料理が意外に充実していて、床屋さんの手料理がまた美味しそう。
    前の登録は2011年7月。その時点で再読。

  • 「千年医師物語」三部作の第一部ですが、医学の歴史に興味のある方には強くおすすめします。舞台は11世紀、公衆衛生の概念のまったくない混沌とした街ロンドンで幕開けます。そこで孤児になった少年が医学を志し、遠い異教の地ペルシアで医師になるまでのサクセスストーリーなのですが、そんな言葉では片付けられない奥の深いドラマが展開します。

  • タイトル通り千年に渡って連なる医師の家系のコール家の物語りです。
    1では、初代のロブ・Jがイギリスの貧しい大工の家の長男に生まれた所から始まります。
    9才で両親を相次いで亡くし兄妹も離ればなれになって外科医兼理髪師の弟子になったロブは“床屋さん”と二人っきりでイギリスを放浪しながら大人になっていきます。
    19才で“床屋さん”がなくなってしまって、しばらくは一人で外科医兼理髪師の仕事を続けるのですが、自分が患者さんにできることの限界を感じて、正式な内科医になるためにペルシアに旅立つことを決意します。
    ところがペルシアはとても遠くいくつもの国をこえてゆくので、言葉とか生活とかにとても不安があります。そしてそれよりもなによりもペルシアのイスファハンにある大学病院はイスラム教徒とユダヤ教徒しか教えてもらえないのです。そこでキリスト教徒の彼がしたことは…

  • 映画化されるというので、昔々読んだこの本を引っ張り出してきた。自分の知り得る医学とは全く別の世界、社会背景、それでも真実を知りたいと思うロブ・Jの、医学への貪欲さといったら・・・!カタルシス!

  • ドラマ色々、終盤ちょっと

  • こんな名作が日本では絶版なんて信じられない。映画公開を機にたくさんの人に読んでほしい。最初ちょっと冗長だがペルシアに舞台が移ってからは止まらぬ面白さ。

  • 千年医師物語2を読んだのがすでに10年前でずっと気になってた作品。
    物語の始まりは1031年(源平合戦よりも前!)余命の少ない人の手を握ると死期がわかってしまう能力のある少年の成長物語。みなしごになってから床屋さん(昔は医師業と兼業だったらしい)に修行を受けて、医師になるべくちゃんとした勉強のできるペルシアに向かうまでの話。
    離れた兄弟に会える日がくるのか、どんな成長を見せてくれるのか下巻へ続く。

  • この本は大切なことを教えてくれる

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