ペギー・スー 5 (角川文庫 フ 24-6)

  • KADOKAWA
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042951056

感想・レビュー・書評

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  • ペギー・スーシリーズ第5巻。
    かつてありし町、
    シャトーノワール。
    北の荒野に佇む修道院では、
    神の御業と呼ばれるほどの奇跡が存在していた。

    数百年前からあり、すでに荒廃した修道院。
    そこに置き去りにするだけで
    病人や障害者、生きてさえいればどんな人でも全快して帰ってきたのだ。

    シャトーノワールは苦しむ人々の巡礼地だった。
    いつからか、その奇跡が完璧じゃなくるまではー。

    ***
    シャトーノワールの不気味なくらい完璧な奇跡のくだりは面白かったものの、最後のあまりに強引な話のまとめ方に少し不満が残ります。
    これはちょっと、自由すぎる。

  • その5。

  • 今回も比較的薄いですね。
    その割になかなか読み進められませんでした;

    今までの作品と比べると伏線が多かったような気が。

    ただ今回は地味と言うか、あまり冒険感は無かったですね。ただ為す術無く遭遇し巻き込まれた事件の行く末を見守る、そんな印象でした。

    故に爽快感やワクワク感は薄いです。

    もう超状現象が普通になってしまっていて、あれ?もっとリアルな現代が舞台じゃ無かったっけ?とツッコミたくなる場面もしばしば(^_^;

    質感の描写などはわかりやすいのですが、人物描写や情景描写はわかり辛いように思います。一人一人の人格と言うか、キャラ立ちが曖昧なのかも?
    矛盾と言うか、直前に書かれたことがすぐに打ち消されたりして“?”ってなります。

    男性が書いた作品、ですね。
    敵の描写などが。女性だったらこうは書かないだろうなあ、と言う表現など。あとやはり日本人とは感覚が違いますね!

    ラストが今回も呆気なく終わりましたが、この作品に関しては慣れてきました(笑)都合がいいなあ・・・

    あれです。
    よくある夢オチに匹敵する都合の良さ(^◇^;)

    次巻から厚みが増すので返却日までに読めるかちょっと心配です。

  • 奇妙奇天烈奇想天外ファンタジーって感じ。
    3巻、4巻はだれてる感じがあったけど、
    この巻はまた面白かった。

  • 奇妙奇天烈奇想天外ファンタジーって感じ。
    3巻、4巻はだれてる感じがあったけど、
    この巻はまた面白かった。

  • ペギー・スー5作目。

  • 頑固で意地っ張りな所は男の子だ。実年齢はともかく。

    砂でできた主人公の恋人「セバスチャン」。
    生身の肉体になりたいばかりに、あからさまに危険な罠にはまっていきます。読んでてドキドキしました。毎回、設定が面白い。今回も「奇跡の医療」が行われるという怪しい城で冒険します。この「医療」の正体には脱帽でした。

  • はっきりしてほしい

  • セバスチャンにハラハラしっぱなし。

  • ラストセバスチャンが人間の体に戻ったわけだけど、
    なーんか問題ありそう。

    図書館

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著者プロフィール

1951年、フランスパリ生まれの人気SF作家、推理小説。
母親の精神障害のせいで不遇な幼年時代を送る。80年に発表した『病める都市の断面図』でフランスSF大賞を受賞。81年の『深淵に種蒔く人々』でアポロ賞受賞。その後SFのジャンルを超えて、幻想小説、ミステリー、歴史小説にも進出し、94年に発表した『真夜中の犬』でフランス冒険小説大賞を受賞。2000年からはサン=ジェルマン出版のマスク双書の編集主任も務める。
2001年から刊行したジュニア向けファンタジー『ペギー・スー』シリーズは30ヶ国語に翻訳された。
2010年代に入っても『エージェント13』シリーズなど数多くの作品を発表してい る。

「2017年 『闇夜にさまよう女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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