ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955047

作品紹介・あらすじ

館長が死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。彼は真っ先に疑われるが、彼が犯人ではないと確信するソフィーの機知により苦境を脱し、二人は館長の残した暗号の解読に取りかかる。フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム…数々の象徴の群れに紛れたメッセージを、追っ手を振り払いながら解き進む二人は、新たな協力者を得る。宗教史学者にして爵位を持つ、イギリス人のティービングだった。

感想・レビュー・書評

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  • ルーブル美術館長ソニエールの死の直前のメッセージを抱えて、暗号解読の指名者宗教象徴学者ラングドンと館長の孫娘は、解明の為逃亡する。
    ラングドンの友人で聖杯探究者で宗教学者のティピングの城(!)へ逃げ込む。
    銀行の貸金庫での緊張感。
    ティピングの聖杯への確執。
    ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」構図への解説。
    小説といえど、魅力的で魅惑的な 謎解きの数々。

    太宰治の「駆け込み訴え」から見る「最後の晩餐」とは、全く違う風景。

    人生で一度だけ、ルーブルへ行ったことがある。
    ダヴィンチ・コードにもでてくる観光最短コース。
    それでも視界に入ってくる大作の数々に しっかり感動した。そして「モナリザ」の 他の作品にない警備に違和感があった。思ったより小さく、板に描かれている。素晴らしいことは、感じれるけど、よほどの秘密を抱えているんじゃないのかしらと思えるほどだった。
    きっと、何かあるよね。

    • 土瓶さん
      まあ、一度盗まれてるしね。
      さすがに警備は万全にするだろう。
      まあ、一度盗まれてるしね。
      さすがに警備は万全にするだろう。
      2024/01/05
    • おびのりさん
      他のは、普通なんだよ。普通すぎる。
      小さいから始まるお手軽?
      他のは、普通なんだよ。普通すぎる。
      小さいから始まるお手軽?
      2024/01/05
    • みんみんさん
      やっぱり一度は観てみたい
      ルーブルとサグラダファミリア…
      やっぱり一度は観てみたい
      ルーブルとサグラダファミリア…
      2024/01/05
  • ラングトンの知人でイギリス人の宗教学者であるリー・ティービングが登場。
    大胆であっけらかんとして、それでいて聖杯の探求に生涯を捧げている――そんな彼の登場で、一気に話が面白くなってまいりました!あまりに彼が好きになりすぎて、思わず生死の行方を調べてしまったほどです。笑

    リーとラングトンによる「聖杯」の講釈が、この作品最大の見所といってもいいのでは。特に〈最後の晩餐〉については、今作が流行っていた当時、テレビなどでも解説を見た記憶があります。
    私はキリスト教徒ではないのですんなりとこのストーリーを受け入れられますが、そうでない読者の反応はいかに……想像するだけで背筋が寒くなります。
    キー・ストーンを手にしたソフィーとラングトン、そしてティービンク。
    このまま冒険を続けてほしいところですが、きっと痛ましい犠牲が伴うのだろうと想像すると胸が痛みます。でも結末が気になるのでいざ下巻……!

  • Audible利用(5h38m)
    1日で読了(1.1倍速)。

    聞き応え◎
    先が気になって、ずーっと聴いちゃう。
    ナレーションが落ち着いた声なので、長時間聴き続けても疲れない。男性の声は男性が、女性の声は女性が演じていて、キャラクターの演じ分けにも無理がなく、たいへん聴きやすい。
    家事ついでの「ながら読書」のはずが、意識が99%くらいストーリーに入り込んでしまい、読書ついでの「ながら家事」になっている。

    取り扱われている題材は壮大だが、今のところ人間関係がそこまでぐちゃぐちゃ広がっていないので、耳読で十分楽しめる。

    ある人物への違和感がはっきりとした形になってきたかと思えば、次は別の人物への違和感が出てくる。
    できれば今日中に下巻も読み終わりたい。

  • 五月に同居してた義父が亡くなったんですが
    本人が決めたお寺で葬儀という事で段取りしまして。
    「宗教は何ですか?」と聞かれて困りました。
    旦那様…浄土真宗だったような?
    わたくし…たぶん浄土真宗?
    西?東?わからない…ちょっと調べますΣ(゚д゚lll)
    何が違うの?なんて罰当たりな笑
    すいません感想でしたね( ̄ー ̄)


    まずは…キリスト教じゃなくてよかった( ̄▽ ̄)笑
    真実と虚構が混然となり、全てが真実であるような錯覚に落ち入ります。
    そんな世界に引き摺り込まれるってやっぱり凄い作品ではないのだろうか…

    ここに来てまだキリスト教への理解は⁇ですが笑

    下巻に突入です!

  • レビューを書いていなかった。
    本は面白かったが、映画が原作とは大事な部分までもこれほど異なり過ぎていた作品は珍しい。
    ひとりで映画館で見終わって、あまりに憤慨して鼻の穴を膨らませて帰って来たことを覚えている。
    帰宅後、憤慨しながら読み直し、「ここが違う。ここが違う。」と(購入本なので)付箋を貼っていったら付箋だらけになった。
    私は、映像より原作の方が良いと思う作品の方が圧倒的に多いのだが、本書はその最たるものだった。
    とは言いつつ、とっくに断捨離してしまったので、原作の内容も覚えていないのだが…
    ★は当時付けたもの。

  • 中巻。
    ラングドンとソフィーが駅から逃亡したと見せかけてタクシーに乗ったところから、ティービング・執事・シラスとともに飛行機でイギリスに逃亡するところまで。

    今回もストーリーの中でたくさんの学びがあった。名画「最後の晩餐」に隠された色々や、イエスとマグダラのマリアの真実や、ウォルトディズニーが作った映画が暗喩しているもの、秘密結社の儀式について…等。

    無事にラングドン達が逃げ切れるのか、真実を明らかに出来るのか気になる。

  • 全ての感想は全て読み終わってから。

    謎が深まっていくばかりだが、新たな協力者も得て展開がわかりやすくなった。そして色々興味深く、改めてダ・ヴィンチの作品を観てみるなどするとより面白い。
    個人的に聖杯を扱ったゲームをしているので、照らし合わせながら理解していくのもまた面白い。

    しかし、本当に全く覚えてい。上しか当時読まなかったのだろうか。

  • どんどん加速、うーーん面白い


  • 1.おすすめする人
    →宗教に興味がある、絵画が好き、ドラマが好き

    2.感想
    →上巻よりも、より核心に迫る内容で、
     登場人物の追われている様や、
     謎解きが臨場感満載で書かれている。
     リズムに乗るのに時間がかかるが、
     読み慣れるとめちゃくちゃ面白い!
     推理しながら絵画の本来の意味に触れるなんて
     贅沢すぎる、、、!

  • 展開が早くて面白さが加速!てか宗教とかよくわからないけど、とびきり人間的よね。生まれたら生きて死ぬだけというわけにはいかないのが人間。
    知らんけど。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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