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- / ISBN・EAN: 9784042955061
感想・レビュー・書評
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フランス・ルーブル美術館のソニエール館長が殺害された。当局はその日に館長と会う予定だった大学教授に疑いの目を向ける・・・
現場に残されたのは、館長による奇妙な言葉や数列、ダ・ヴィンチへとつながる数々のメッセージ。館長の孫で暗号解読官のソフィーと、宗教象徴学専門のラングドン教授が、追手から逃れながら謎を解き進めていく。これがまたすごい手のこみようで、ひとつ謎が解けてもまた次の謎が現われる。いったい最後は・・・?
話題作だったのでなんとなく手にとってみました。噂ほど難しくないです。でも、歴史や文化・宗教の知識や関心があるともっと楽しめそう!最初の数10ページは状況の説明で少しつらかったけれど、そのあとの展開はスリル・ショック・サスペンス的にどきどきはらはら。
ローマ=カトリックや十字軍にかかわる、教科書で触れられないような話には驚きの連続。こんなにのめりこんでハイペースで読めたのはひさしぶりでした。すごくおもしろかったです!欲をいえば、最後の場面にもう少しワンひねりほしかったかなぁ?ということで星4つです☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読
ヨーロッパの美術館行くと
「あ~。キリスト教勉強しないとなあ、わからんわー」
と思う。
これもやっぱり宗教観とかって頭でわかってることと
身体に染み付いてることって違うから
キリスト教圏の人と同じには読めてないんじゃないかなあ
とか。
ミステリーとしては物足りない。
まあ、登場人物、少なっ!てトコもあるから
その少ない登場人物で回していくとああなるのか、そうか
パリに入る前のモロッコ旅行中に読んだので
せっかくだからサンシュルピス教会に行ってみるか~
とか思ったけど結局「ま、行かんでいいか」と思ってしまった。
そのうち行って見てみます。ローズライン。
あ、でもアルビノの僧侶の
「盲目的に信じた正義」の悲しい結末は切なくてかなかな好み。 -
ひどすぎます...最初の数ページであまりのひどさに絶句。ベストセラーになった要素はどこに??
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前からかなり気にはなっていたのですが、内容がすごく難しそうなので映画化まで待つつもりでした。
が、映画公開直前に文庫版が出ていたので、もし読めなくても文庫なら安いから「まいっか」と思い購入。
そしたら、コレが本気でおもしろい!
ルーブル美術館に描かれた謎の暗号と不可解な遺体から始まって、過去のダ・ヴィンチの絵の謎と聖書の秘密。
現在のソニエールが隠した暗号の謎と教会からの追っ手の謎が、全てがうまくリンクしていて本当に素晴らしいです。
そして驚愕のラスト!!
もうとにかく面白くて、たった一行だけでも読み始めてしまうと、時間を忘れてどっぷり暗号の世界へ浸かる。
こんなに私が集中して読めるなんて、すご〜く久しぶりで(ハリポタ以来?いつも途中で何ヶ月も放置してる・・・)、この私の読みっぷりが本の面白さを正確に伝えてると思うよ。
(難しそうって思っていたけどぜんぜん難しくなかったし) -
この本は歴史的に有名な芸術家たちの真実が詳しく記されています。
主人公たちが色々な暗号を解いていきますが、その暗号の答が思いがけないどんでん返しの答だったので驚きました。
ミステリー形の本が好きな人にはおすすめなので、是非読んでみてください。 -
あまりミステリーは読みませんが、
昔ハマってその日に読破。内容が中々面白かった。犯人も思った通り。 -
めちゃめちゃ面白かった!
どんでん返しのどんでん返し。 -
ローマ人の物語を読んでおいてよかった。
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ミステリーとしては理屈っぽすぎて、入り込んで読んでしまう、とまではいかなかったが、知らなかった薀蓄がいっぱいで面白かった。宗教的に欧米社会に大きな波紋を呼んだであろうことはよくわかる。
著者プロフィール
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