天使と悪魔 (中) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955078

感想・レビュー・書評

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  • おいおいー!やばいやばい!

    宗教的な倫理が崩壊してゆく様が描かれる。
    惨たらしい殺され方。宗教と科学の対立が生んだ空しい戦争は
    どういう結末を迎えるのか。ラングドン達に残された時間はもう少ない。正義とか悪ではない。
    彼らは一体、何のために戦うのか。

  • 全体的な感想は下巻を読んでから。

    いよいよ面白くなってきた。かなり伏線も回収されつつあるが、本題は下巻だろう。やはり、推理が入ってきたり危機が迫ると読むスピードは格段に上がる。そして面白さも。
    最初の方に、写真があるのもいい。最初に見ないで、話の中で登場してから見るのがオススメだ。

  • 五、ピタゴラス、五芒星、五角形、ペンタゴン
    純粋な言語
    ガリレオとジョン・ミルトンラファエロ・サンティジャンロレンツォ・ベルニーニ
    悪魔の穴開くサンティの土の墓よりローマに縦横に現わる神秘の元素光の道が敷かれ、聖なる試練あり気高き探求に天使の導きあらん
    土「アース」空気「エアー」火「ファイア」
    カメルレンゴとシャルトランの会話が印象に残りました。
    「少尉、お子さんは?」
    「おりません、シニョーレ」
    「八歳の息子さんがいると想像してごらんなさい。息子さんを慈しみますか?」
    「もちろんです」
    「自分の持てる力をすべて傾けて、息子さんが人生で感じるであろう苦痛を防ぐ意志がありますか?」
    「もちろんです」
    「スケートボードに乗るのを許しますか?」
    「ええ、たぶん」
    「許可すると思います。ただし、気をつけるようにと釘は刺すでしょうが」
    「すると、あなたはその子の父親として、役立ちそうな大まかな助言を与えたあとは、子供の自由にさせてみずから失敗をさせるわけですね」
    「後ろに付きまとって過保護に育てたりはしませんよ」
    「それを機に、本人がもっと気をつけるようになるでしょう」
    「つまり、口出しして子供の苦痛を未然に防ぐ力をたとえ持っていても、愛すればこそ、子供に体験から学ばせることを選ぶのですね」
    「当然ですよ。苦痛は成長の一部です。わたしたちはそうやって学びます」
    「そのとおりです」
    深かった。そして全体的に「中」は面白かった。わくわくしながら、どきどきしながら、一気に読めた。

  • うん
    上巻に続き、これも面白かった

    いよいよ事態が動き出し、主人公たちが自主的に
    活動を始めます
    ちょっとご都合主義的なところが多いんですが
    エンターテイメント小説なので固いことは
    言いっこなしです
    かる~くよんで下巻へ突入するのがいいでしょう

  • イタリアにて読了。ふふふー、現地にて現地舞台の本を読んじゃいました♪すごく贅沢で幸せ~。やはりおもしろいです。下巻、下巻!

  • 個人的にはダヴィンチコードよりも物語としてのまとまりやテーマがしっかりしていて面白い。特に宗教と科学の対立に焦点を当て、問題意識を読者に投げかけつつも、タイムリミットサスペンスとしてのハラハラドキドキ要素、ミステリーとしての謎解きなど娯楽小説としてもハイレベルでクオリティの高い作品だと感じた。このような、社会問題と小説としての娯楽、という二つの要素を高い水準で兼ね備えているものはそうそうないと思う。

  • 海外の小説にはいまだに苦手意識があるんだけど、面白くてグイグイ読んじゃう。
    早く下巻を読まなきゃ!!

  • 上中下 3巻セットの中巻。

  • 下巻に記入

  • さくさく読めるしヴァチカンの情景が思い浮かぶ
    イルミナティが関与してるのも面白い
    最後のページは眉間に皺寄せながら読んでた

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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