ミュンヘン―黒い九月事件の真実 (角川文庫)

制作 : Aaron J. Klein  富永 和子 
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042958017

感想・レビュー・書評

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  • 再読。1972年のミュンヘンオリンピック事件だけでなく、その前後1970年代のパレスチナテロ(ハイジャックがやたら多い)も調べながら読んだ。 
    巻末解説がバランスとれていて良かったが、本書の主題が「理解されないイスラエルのいらだち」とするのは言い過ぎではないか。本書はイスラエル/パレスチナのいずれにも偏らずに事件と暗殺作戦の経過を描くことで、暗殺によるテロ抑止の有効性の有無を問うているのだと思う。 
    巻頭8ページの写真が参考になった。それにしても当時のドイツの対応がダメすぎてショック。日本みたい。

  • 事件についてはほぼ何も知らなかったので、ちょっと驚いた。ミュンヘンの復讐の為に国家的に暗殺を続けるイスラエルはその意図に反して、シオニストに対する陰湿、冷酷なイメージを形づくる効果しかなかったように思うが。
    両者の行為に何ら同情的にはなれないが、遠く日本から眺めればパレスチナに親和的な感情を持つほうがまだ自然に感じる。

  • なぜ、彼らは殺されたのか?それから、どうなったのか?果てしない憎しみと復讐の連鎖に眩暈がするかもしれない。だけど無関心であることが、テロを呼ぶ最大の理由であることを考えれば、知らないでは済まされない。

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