今日という日は贈りもの (角川文庫)

制作 : Nancy Wood  Frank Howell  井上 篤夫 
  • 角川書店 (2007年4月1日発売)
3.60
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042967019

今日という日は贈りもの (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「今日は死ぬのにもってこいの日」で知られるナンシー・ウッドが、12ヶ月のひと月ひと月を題材に、ネイティヴ・アメリカン(いわゆるインディアン)の知恵と詩とを組み合わせて表現した小品集。
    「今日は...」と同じく、その自然に基づく英知は広く、深く、そして染み入る。
    また、掲載されている詩が、素晴らしい小品揃い。
    中でもいくつかの詩は、強く心に突き刺さりました。
    手元に置いて読み返したい本でした。

  • ゆっくりよむ。再読する。そういう態度が推奨される、懐の大きな詩集。

    ”This day is a gift. Do not waste a single moment.
    Hold snow in your hand until it melts.
    Notice the color of the sky.
    Listen to the wind.
    Wach a bird flying south.
    Smell winter on the wind.
    Suffering is the transformation of the self into a shaper, clearer world. There, loving kindness begins.”

    贈られたものを観取するために、一瞬も無駄にしてはならない。

  • 「今日という日は贈りもの」そう思えるように日々過ごせたらどんなにステキかと思うが、中々どうしてそうはいかない現実。

    結論として「ラピュタ」のシータの名せりふによっちゃうとは思うのだが、便利さと豊かさとどっちをとろうかねぇ。と。

  • 武力や経済優先にまわる地球は、破滅へ向かっていると思う。
    各地の先住民や、(明治維新前までの)日本人は、パソコンやロケットなどは発明できなかったかもしれないけど、原発や地球を汚す化学物質を生み出すことは、なかったと思う。

    全ての植物、生き物に霊が宿ると信じる生き方を守り続ければ、死をむかえたときには、大地にかえっていくことができるはず。
    この詩集は、そのことを深く思い起こさせてくれる。

    子どものころから私の心の中にある「女尊男卑」。
    父親をふくめ、常に(?)男性関係が良好であるにもかかわらず、私はどうして「女尊男卑」なのか、常々、自分自身、不思議に思っていたけれど、それは、「女尊男卑」ではなく、武力や経済優先の生き方のようなものに対する反発だったのだと、下記の詩を読んで、すっきりしました。

            〈P22~23から引用〉
        女心の精

    女心の精ははるか昔
    創造主によって遣わされた
    子どもたち、動物と植物、木と岩、そしてまた男たちを育てるために
    男たちはその荒々しい性をやわらげまいと抗った。

    女心の精は砂漠と山々をめぐった
    意識を創造する方法を求めて。
    意識、それは地球の生存に必要な食物
    大地に美を認識するもの。

    女心の精は野性で飼い慣らされていなかった
    川や風に似て
    川や風は彼女に教えた
    男たちや子どもたちのこととは違ったある種の知識を。

    女心の精は守護者となった
    言語と音楽と物語との。
    それは世界が変わり想像力が枯渇するとき
    鳥や動物や人々が必要とするもの。

    女心の精は思いやりの番人となった
    それは強くしかし目には見えずに、すべての生き物を結ぶもの
    そう、女心の精は世界の始まりに見落とされた
    愛に他ならない。

  • 住みにくい現代社会にあって、生きかたを考えさせられます。ポジティブな考え方です。

  • 言葉が美。

    自然のありがたさを感じれる。

    きれいな詩

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