シャーロック・ホームズの回想 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 371
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042982142

作品紹介・あらすじ

名探偵ホームズと宿敵モリアーティ教授との死闘を描いた問題作「最後の事件」を含む第2短編集。ホームズの若き日の最初の事件「グロリア・スコット号」や、兄マイクロフトが初めて登場する「ギリシャ語通訳」など人気の高い作品をはじめ、前巻を超える衝撃作が目白押し。発表当時物議を醸し、本から削除された「ボール箱」も収録。クールでニヒルな名探偵の魅力を最大限に引き出す、読みやすく瑞々しい新訳でおくる決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ホームズの短編集。
    毎度ホームズが依頼人を見ただけで色々と見抜いてしまうのが面白い。今回の収録作ではホームズは大人し目だったかな?「冒険」の方では薬キメて狂人ぶりを遺憾なく発揮してたイメージだったけど。
    「最後の事件」まさかホームズの最期がこんな風だったとは。ワトソンに宛てた手紙が泣けます。唐突感がすごいと思ったけど、ドイルがホームズ物を終わらせたがっていた、というエピソードを思い出した。名探偵の永遠のライバルっていうモリアーティ教授のキャラクターはすごくいいのでもっとホームズとのバトルが見たかったな。他にも何作か出てくる作品があるようなので、読みたい。他には「背中の曲がった男」も好きです。

  • シャーロック・ホームズの短編集第二作目。

    冷静沈着・頭脳明晰で機械人間のごときホームズ。
    そんな彼のイメージを一変させるような人間味あふれる一面を描き出した作品が多く収録されています。

    本当は歴史小説家を目指していた作者ドイルと、世間を魅了し、すでにイギリスで市民権をえてしまった主人公シャーロック・ホームズ。
    苦悩しながらもホームズの活躍を書かざるを得なかったドイルの心が垣間見える作品集でした。

  • 角川版シャーロックホームズシリーズ 短編集2冊目

    ジェームズ・モリアーティが登場し、決着する最後の事件を含む12編の短編集。

    自分はシャーロックホームズシリーズをロバート・ダウニーJr. が演じる映画版から入ったので、ホームズとモリアーティが対決する”最後の事件”が短く、こんなものなのか?と驚いた。

    > 「ボール箱」はセンセーショナルなテーマを理由に削除され、その後欧米で出された新版でも省かれる場合がほとんどだったのです。

    と訳者あとがきにあり、私が初めてボール箱を読んだときは、ただの男女の愛憎ものだと思ったのだが、

    > 当時のイギリスは植民地支配によって栄華をきわめていましたが、富はすべて支配階級に集中し、そこに属さない人々は厳しい道徳律のもとで貧しいながらも仕事や勉学に努め、良き家庭を築くことが求められていました

    とあとがきにて説明されており、なるほど、この時代の不倫などの類は今以上に厳しいものがあるのだとわかる。

  • やっぱり短編が好きみたい。
    モリアーティ、マイクロフトと聞いたことがあった人物が登場、一段とワトソンの話に夢中になった。

  • ホームズに匹敵する知力を持った敵・モリアーティ教授との死闘を描いた「最後の事件」が一番面白かった。
    ホームズとワトスンの友情の深さがうかがえる場面もあり、短編ではなく、長編にしたらよかったのではないかと思う。

  • 収録話数が多いので、密度濃く楽しめました。

  • ホームズの家族や、ホームズの一番最初に手掛けた事件など、今まであまり明らかになっていなかった情報が出てきており、楽しめた。
    最後の事件は突然という感じがあるがスリリングであった。今後の展開を知らないので、次作以降はどういう風に展開するのか気になる。

  • 映画のキャスティングで脳内再生。
    「黄色い顔」が面白い。
    「最後の事件」も圧巻。

  • 何度読んでも目新しいホームズシリーズ。
    駒月さんの訳は近代的で読みやすくて好みだった。グロリアスコット号の暗号を、原文ままに載せてくれたので、謎解きがわかりやすかった。

  • 名探偵シャーロック・ホームズが活躍する短編集の第二弾。12編の短編が収録され、中でも発売当時にはセンセーショナルなテーマを理由に削除された「ボール箱」も収録している。ホームズと宿敵モリアーティ教授との死闘を描いた「最後の事件」は圧巻。

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著者プロフィール

1859年スコットランド、エディンバラ生まれ。小説家。推理小説、歴史小説、SF、戯作など、多岐にわたる作品を残す。中でも「シャーロック・ホームズ」シリーズは、現代のミステリ作品の基礎を築いたとされる。1902年にナイトに叙せられ、「サー」の称号を得る。1930年没。

「2019年 『恐怖の谷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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