方法序説 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043018017

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  • (1967.06.05読了)(1966.08.31購入)
    (「BOOK」データベースより)
    「私は考える、ゆえに私はある」の命題で知られるデカルト。のちに“近代哲学の父”と呼ばれる彼は、何を目指しどのような思索の果てに、革新的思想を打ち立てたのか。「理性を正しく導き、もろもろの科学における真理を探究するための方法序説」と題して出版された本書には、受動的な学問を排し、旧勢力との闘いに立ち向かったデカルトの思想が凝縮されている。読み応え充分の思想的自叙伝。

    ☆関連図書(既読)
    「デカルト」野田又夫著、岩波新書、1966.07.20

  • 「わたしは考える、だからわたしは存在する」

    ものの考え方、について。
    読んでると、いや、このひとなかなかよく考えているものだな、と思える。
    自省ですね。自分の考えていることは、結局自分にしかわからないものだけど、でもそれを盲目的に正しいと思い込むんじゃなく、いやちょっと待てよ? と立ち止まることができるかどうか。

    とてもまっとうな考え方をするひとなのだな、と思いながら面白く読んだ。
    確かに350年以上という時間の隔たりを全く感じないということはない。
    けどそれ以上に「なんだ、おんなじじゃん」と思う。やっぱり人間そう変わらないものなんだろうな。デカルト、なかなかイイ奴でした。


    「わたしは、自分にかんしたことでは、われわれがどんなに考えちがいをしやすいものであるかということも、また友人のくだす判断も、それがわれわれに好もしい判断である場合には、どんなに信用できないものであるかということも知っている。」

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著者プロフィール

デカルト

Rene Descartes 一五九六―一六五〇年。フランスの哲学者、数学者。数学的明証性を学問的認識の模範と考え、あらゆる不合理を批判検討する立場を確立した。そのことによってしばしば近代哲学の父といわれる。一六三七年公刊の『方法序説』は思想の領域における「人権宣言」とも称される。長くオランダに隠れ住んだが、終焉の地はスウェーデンであった。

「2019年 『方法序説・情念論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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